見出し画像

大河ドラマ『光る君へ』第46回「刀伊の入寇」

第46回は…っていうか残は広げてきた風呂敷を上手に畳めるか?の3話なんだなぁ…ってじぃじは思っています。

今回は34分あたりからの長回しのシーンが今作の主題に迫ってました。
都を離れて、気心の知れた周明(松下洸平)に、まひろは素直な気持ちを語り始めます。総数40枚の長い長いカットですが…どうぞ

「20年か…」
「20年前の左大臣が 今の太閤か?」
「お前の思い人か」
「なぜ 妻になれなかったのだ?」
「・・・」
「弄ばれただけか」
「・・・」
「あの人は 私に書くことを与えてくれたの」
「書いたものが 大勢の人に読まれる喜びを与えてくれた」
「私が私であることの意味を 与えてくれたのよ」
「ならば なぜ 都を出たのだ」
「・・・」
「偉くなって 世を変えてと あの人に言ったのは 私なのに」
「本当に偉くなってしまったら…むなしくなってしまったの」
「そういうことを思う己も嫌になって 都を出ようと思ったの」
「それだけ慕っていたのだな」
「でも 離れたかった」
「捨てたのか捨てられたのかも 分からないのか」
「・・・」
「・・・」
「そんなことをしてたら 
俺みたいな本当の独りぼっちに なってしまうぞ」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「もう 私には 何もないもの」
「ん?」
「これ以上 あの人の役に立つことは何もないし
都には私の居場所もないの」
「今は 何かを書く気力も湧かない」
「私は もう 終わってしまったの…」
「・・・」
「終わってしまったのに」
「それが 認められないの…」
「・・・」
「・・・」
「まだ命はあるんだ」
「これから違う生き方だってできる」
「書くことが全てだったの」
「違う生き方なんて 考えられないわ」
「・・・」

この後、周明は懸命にまひろを慰めますが…その努力は露と消えます。

さて、今回の視聴率は、なんと10%割れの9.7%でした。

大河ドラマ6作の47回までの視聴率

ついでにグラフも…

大河ドラマ6作の47回までの視聴率

刀伊の入寇というむしろ従来の大河ドラマらしいスペクタルな内容が予測されるのですが、今作の視聴者には嫌われちゃったんでしょうか?
まぁ、今作は大河ドラマでも珍しくロケ撮影が少なかった(まぁ宮中劇が中心なので当然なのですけども)ので、いろいろ大人の事情があったのかも知れませんがねぇ😛

ともあれ…

本作も残り2回。最後まで頑張ります。

#ドラマ
#NHK
#大河ドラマ
#歴史
#テレビドラマ感想文
#光る君へ
#源氏物語
#紫式部
#吉高由里子
#周明
#松下洸平
#私のイチオシ

いいなと思ったら応援しよう!