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大河ドラマ『光る君へ』第41回「揺らぎ」

第41回は、三条天皇の即位の場面から始まりましたが…
先の帝よりは権謀術数に長けているかのように、あの手この手と道長一族の取り込みに躍起になってる様を「もうお腹いっぱい」と思っちゃったじぃじです。やっぱり一条帝や伊周とのエピソードがくど過ぎたと思いません?

今回を含め8回を残すのみとなった本作。じぃじが気になるのはやはり道長とまひろの行く末で、今回も重要な布石となるようなシーンがありました。

「まだ書いておるのか?」
「随分なおっしゃり方ではありませんの」
「書けと仰せになったのは道長様でございますよ」
「すまぬ」
「あっ 光る君と紫の上は どうなるのだ?」

この、なんの衒いも無く自然に座り込む様に色々なことが滲みますねえ。

「紫の上は 死にました」
「え?」
「誰も彼も いずれは 黄泉路へ旅立つと思えば
早めに終わってしまった方が 楽だと思うこともございます」
「道長様は そういうことはございません?」
「今は まだ死ねぬ」
「・・・」

ここで一息つくと、今度はまひろからの一撃…

「道理を飛び越えて
敦成様を東宮に立てられたのは
なぜでございますか?」
「・・・」
「より強い力を お持ちになろうとされたのは…」

で、道長の返答は…

「お前との約束を果たすためだ」
「・・・」
「やり方が強引だったことは 承知しておる」
「されど 俺は 常に お前との約束を胸に生きてきた
今もそうだ」
「・・・」
「そのことは お前だけには伝わっておると思っておる」
「・・・」

思わず道長の純情が吐露されて、たじろぐ(?)まひろ。男子にこんな風に言われると女子ってどう考えるんでしょうか?
じぃじは「え、私のせい?」とか想像するのですが…
いつぞやの惟規(高杉真宙)の「道長様はえらいよ」が蘇って来ます。

さて、今回の視聴率は9.5%になってしまいました。

大河ドラマ6作の42回までの視聴率

ついでにグラフも…

大河ドラマ6作の42回までの視聴率

とうとう本作も視聴率が下降線をたどり始めたのかな?
道長は最後の戦いに挑んでいる感があるし、まひろとの関係も昇華し始めたように思えるので、この後に及んで宮中の血みどろの権力闘争は見たくないってじぃじは正直思っちゃうんですがねぇ。

ネットはともかくテレビの視聴者も同じことを考えているのでは?って想像したりしています。なんか凄くバランスを欠いているような。実際三条天皇の即位は1ヶ月ぐらい前なら良かった気がしますが、どうでしょう?

残りの回数も少ないので、道長とまひろの関係を軸にストーリーを展開してもらいたいかな?最近のドラマにありがちな「時間が足りずに畳みきれずに終わっちゃった」みたいなエンディングは勘弁して欲しいじぃじです。

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