ご破算ね
唸ってしまった
これ、わかる、そうそう
思わず、うーんと右拳を上げ
体を斜めに伸ばしてから
パタンと本を閉じた
最近の息抜きがお風呂で読書
誰にも邪魔されないし
気がかりなことも
すんなりシャットダウンできる
読書にプラスして
クレイパックもしちゃったりで
読みながら美しくもなれたり(のはず)
今夜は、久々の江國香織さんで。
いやになる。
いや、ほんまにそう。
結婚ってそうなのだ。
もぅドンピシャすぎて
湯気がほくほく立ち込めるなか
ブラボーと拍手喝采して
立ち上がりそうになった
拳をあげる程度で、止めたけど、ね
夕飯時、舅のことで
くそジジイすぎる、とか
全然可愛げがない、やら
ボロクソに、言ってしまったのだ夫に。
熱中症からの軽い肺炎で
自宅療養が続いている舅
普段から、あまり水分を取らないので
こういう事は何度もあり
もぅ、正直うんざりなのである
せっかく回復に向かっているのに
薬飲まへん、と言い出したのだ
子どもやったら、可愛いけど
可愛いないねん、憎たらしいねん
それを、夫に報告しながら
くそジジイ、となった
夫も夫で
私からのくそジジイ、に
ほんまやな、と笑うのである
いちばんなりたくない女になってる
こうなりたい、と
クレイパックで努力もしてるから
ご破算ね~
最後までお読み頂きありがとうございます