岩田 俊之 | Toshi Iwata

LeadGL Academy 学長 | 株式会社LeadGL 代表取締役社長。子どもたちが自分の進む道を見つけ、世界に視野と行動範囲を広げてほしい。|グローバルに英語で仕事32年|在住米国2シンガポール9年|趣味🏊‍♂️🚴‍♂️🏃‍♂️🎼🍺

岩田 俊之 | Toshi Iwata

LeadGL Academy 学長 | 株式会社LeadGL 代表取締役社長。子どもたちが自分の進む道を見つけ、世界に視野と行動範囲を広げてほしい。|グローバルに英語で仕事32年|在住米国2シンガポール9年|趣味🏊‍♂️🚴‍♂️🏃‍♂️🎼🍺

マガジン

  • 目指せ!グローバル・リーダー

    もっと多くの日本人がグローバルに活躍できるはずだし、目指して欲しい。そのために必要なことは、科学リテラシーとコミュニケーション力に基づくリーダーシップ。グローバル・リーダーを目指す人のため、私の経験と考えを伝えたい。と同時に私もまだまだ経験を積んで勉強している。

  • 外から客観的に見る日本

    海外在住科学者として、日本を外から客観的に見てきた国民の1人として、コロナ関連を中心に日本の政治についてのメモ。 写真 by NASA, Feb 24, 2021 https://www.nasa.gov/image-feature/the-city-lights-of-japan

  • 外資リーダーが日本の学生に贈る就活アドバイス

    就活生のコンサルを通して見えてきたポイントを整理していきます。多くの就活生に共通する悩みとそれに対する解決策アドバイス、個別ケースもできる限り紹介します。私自身の外資系海外在住グローバル・リーダーの立場からの視点です。厳しいポイントもあります。ヒントとして活用していただきたいと思います。

  • 実践 Global English

    英語はいずれ日本国内でも必要になる。英語はグローバル言語。日本語なまりは恥ずかしいことではない。私は就職した年のTOEICは400点に届かなかった。しかし今では私の頭の中は基本的に英語。メモ書きも英語。読む本もほとんどが英語。ネット検索もYouTubeを楽しむのも基本英語。私でできたのだから、誰にでもできる!私の修行方法を中心にお伝えしていく。

  • 学生オーケストラへの提言

    オーケストラ指揮者を20余年。大学オーケストラと指揮者の後輩達の指導を通して私は多くを学んだ。私の全てをお伝えするべく、内容を充実させている。多くのアマチュア音楽家の皆さんに役立てていただきたい。このマガジンのお知らせはTwitter @ToshiIwataでもお知らせしています。

最近の記事

  • 固定された記事

「英語全くダメ」から「英語で寝言」になれた8つの方法

現在の私の生活は、家族と話す意外は全て英語だ。読書、ネットサーチ、YouTubeを楽しむのもほとんど英語。私のメモは全て英語。頭の中で考えるのもほぼいつも英語。妻によると私の寝言はいつも英語。 英語で本も出したし、シンガポールの学校に出張講義をしたこともある。もちろん仕事では読み書き、話す聞く、全て英語。職場ではGlobal English。常に出身の異なる人たち(30か国以上)と仕事をしているから、どんな英語訛りも大丈夫。 しかし以前の私は、英語が全くダメ。英語の成績は最

    • リーダーとは自分の人生を生きること

      親としてのインタビューを受けてくださった方の一人から出てきた言葉で、私が最も的を得ていると思ったリーダーについての言葉が、 リーダーでないことは他人の人生を生きること でした。このタイトルはその逆です。 子どものリーダーシップについてインタビューをしていて、初めはショックでした。多くの親御さんが「自分の子どもにはリーダーになってほしくない」とおっしゃるのです。そして共通する理由は、彼らが描くリーダーが部長や課長などの、上から指示する「苦労を伴う役職」だからです。 ピラ

      • 起業しました

        1月末に起業した。昨夜夜中過ぎにやっとウェブサイトを公開できました。 次世代の日本人から世界で活躍できるリーダーを育てたいと思い、親である知人のインタビューをしたのが約7年前。ビジネスプランを書いては、修正し、書いては修正し。一旦は仕切り直してnote.comに記事を書き溜めたのが2018年から2021年頃まで。 23年務めたP&Gを辞め、シンガポールから帰国したのはある意味想定外。 30年やってきたR&Dのサイエンティストという職種を捨て、ビジネスでマーケティングのマ

        • 英語が公用語になる日

          どこの話かと言うと、日本のことです。英語が日本語と並ぶ第二の公用語になる日はすぐそこまできていると私は思っています。 「そんなまさか」と思う人は多いかもしれません。 最近のニュースを見ていきましょう。 公共交通機関であるタクシーとバスのドライバー不足を解消するため、第二種免許の試験が英語だけでなく、中国語、韓国語など複数の言語で行われることが4月以降に始まるようです。 つまり日本語ができなくても、公共交通サービスの職員になれるわけです。 日本の人口は急速に減っていま

        • 固定された記事

        「英語全くダメ」から「英語で寝言」になれた8つの方法

        マガジン

        • 目指せ!グローバル・リーダー
          41本
        • 外から客観的に見る日本
          3本
        • 外資リーダーが日本の学生に贈る就活アドバイス
          8本
        • 実践 Global English
          22本
        • 学生オーケストラへの提言
          21本

        記事

          リーダーの前提、Critical Thinkingを鍛える

          人生の岐路に立ち、右へ進むか左へ行くべきか迷うとき、すっと決められないのなら、critical thinkingを使ってみることをお勧めしたい。 就活で悩んでいる人には非常に有効なスキルである。プロジェクトや世の中を動かしていくリーダーには必須のスキルだ。 批判的思考と訳されるCritical Thinking。私は英語のまま使いたい。英語のcriticalと日本語の批判的とは、だいぶニュアンスが異なるのだ。日本語の「批判」はネガティブな意味になるが、英語のcritica

          リーダーの前提、Critical Thinkingを鍛える

          日本では成長思考の浸透が重要

          原文:Instilling Growth Mindset is Critical in Japan | Toshi Iwata | Medium IMD World Digital Competitiveness Rankings 2022の私なりの解釈(レポート全文は下にスクロールしてPDF参照を。日本はP102、シンガポールはP142に掲載) デジタル分野での日本の低迷(63国中29位)は、驚くことではなく、急速な発展が日常であるシンガポール(63国中4位)から帰国し

          日本では成長思考の浸透が重要

          帰国して見えた、日本が景気回復しない原因

          日本の年収は30年間横ばいだ(ページトップのグラフ、日経新聞2021年10月16日の記事より引用)。OECD各国もアジアの新興国も、ずっと伸び続けている。 9年ぶりに帰国し、やたらと目につくのが食料品の価格据え置き内容減、いわゆる「隠れ値上げ」だ。じゃがりこは短くなったし、カントリーマームはクッキーのサイズも小さく、入数も減った。スライスチーズの厚みは昔の3分の2くらい。お米が9kgで売られているのには唖然とした。これらの値段はいずれも10年前とほぼ同じだ。 自分の記憶で

          帰国して見えた、日本が景気回復しない原因

          自分の価値基準を持つことがグローバルで大切な理由

          帰国に備え、ありとあらゆるものをネットで売りに出している。これを通して日本人特有の、グローバル環境では足かせとなる価値基準について考察してみた。 シンガポールでは、とにかく皆値切る。例えば$200で売り出しているものを、$150と言ってくる。こちらが譲歩して$170と出せば、$160、しかも「😛😛😛😛」をつけてくる。「これで決着やろ?」みたいな勝ち誇った態度。これはシンガポールでは許せるようだ。もともと中国大陸やインドから金儲けを目的に渡ってきた強者の商売人たちの子孫だから

          自分の価値基準を持つことがグローバルで大切な理由

          企業が大学生に求める「世界に一つだけの何かを出せる力」をつける方法

          それはズバリ、大学での学術研究を通して、世の中に新たな知識をもたらすこと。つまり自分独自の方法で社会に何らかの形で役に立つ知識を提供すること。つまり審査をパスできる卒業論文だ。 企業がなぜ大卒の資格を求めるのか、あなたは考えたことがあるだろうか?高卒や高専卒以上に、大卒に何を求めているのかだ。 リーダーシップ? 視野の広さ? 研究力? リベラルアーツ? 様々なインターンの経験? それもある。しかし大卒に求める最も大切なポイントは「世界に一つだけの何かを出した経験」だ。そ

          企業が大学生に求める「世界に一つだけの何かを出せる力」をつける方法

          相手国の立場から理解する戦争の歴史はグローバルに活躍する大前提

          フードコートでのある日の昼食、年配のご夫婦がおられたテーブルでの相席をお願いしたら、快く椅子をすすめてくださった。そのご主人と一言二言交わすと、彼は「シンガポール人じゃないね」と私に聞いてきた。私が日本人だというと、すぐに戦争時代の話になった。日本軍がシンガポールを占領した1942年、彼は7歳だったそうだ。 グローバルに人と繋がり、世界を舞台に活躍するためには、多様性を認めることが大切だというのが教科書的なポイント。そのために非常に重要になるのが歴史の理解。特に75年前に終

          相手国の立場から理解する戦争の歴史はグローバルに活躍する大前提

          やりたいことが見つからない人のための三つの視点

          就職活動で、みなさんがやっておられる「自己分析」。 最も多い相談は、 「どこから始めればいいのかわからない」 「自分のやりたいことがわからない」 です。 多くの就活生が「自分のやりたいこと」を探しているようです。自分のやりたいことが自分で分からないのなら、いくら考えても出てくるものではありません。その時点では自分のやりたいことは無いと、諦めるべきです。 ではどうするか。視点を変えてみることです。 1. 自分の得意なことは何か。他人と比べて、自分が秀でていることは何か。

          やりたいことが見つからない人のための三つの視点

          人生を豊かにする、つい忘れがちな3つのポイント

          好きなことに没頭でき、それが誰かの役に立つ。できればそれでお金を稼げる。つまり仕事として成り立つ。 毎日を有意義に過ごし、人生を豊かにするためには、その何かを見つけることだ。 多くの就職活動中の学生さんと話をしている。「就活の軸」を見つけられなくて皆さん悩んでおられる。インターンシップを多くやり、外の世界を見て答えが出てくるものとは思わない。様々な経験を糧にして、自分の内に芽生えるものだ。自分の心に問いかけることでしか見つけることはできない。 以下の3つのポイントを自分

          人生を豊かにする、つい忘れがちな3つのポイント

          Kamala Harrisの歴史に残るであろう名スピーチに見るリーダーの真髄

          アジア時間の今朝,アメリカ時間の7日夜,大統領選挙の勝利宣言をするVice President Elect, Kamala Harrisの演説の冒頭を聞いて,私は涙が出てきた. このあとに続くJoe Bidenのスピーチよりも素晴らしかった. アメリカだけでなく,世界が待っていた新しいリーダーの誕生だ. 女性として初の副大統領.しかも彼女は,母親が19歳の時にインドから移住してきた移民の生まれだ.Hillary Clintonも突き破れなかったガラスの天井を突き破った.

          Kamala Harrisの歴史に残るであろう名スピーチに見るリーダーの真髄

          自分Version 2.0を目指すのは今

          第4次産業革命の真っ只中、世の中はものすごいスピードで変化している。今あたりまえにある「仕事」は来年には自動化されているかもしれない。 S-Curve of Innovationというのを聞いたことがあるだろう。ある時期テクノロジーの進化はものすごく速いが、その後多くの人が知恵を絞っても進歩できなくなる。あとは価格競争だ。身を削るようなコスト削減に取り組むことになる。これをいつまでもやりつづけていると、やがて利益は出なくなり、事業から撤退するしかなくなる。そうなってしまう前

          自分Version 2.0を目指すのは今

          BearとMozart、ときどき紙とペン

          私の文章の書きかたは、波がはげしい。一気に思い立って書き、ちょっと修正して投稿できるときもあるが、大体は、ふと思いついたアイデアをメモする。それを蓄積して、たまには書くテーマを思いつく。ネタを集めて書いてみる。ほとんどの場合、思っていること、考えていることをバーっと書き出してみる。そして読み返して「これではダメだ」と思うのだ。それから何度も推考する。最終的に公開できるまでには、相当な回数の練り直しを経ている。 アイデアの蓄積が私のBearにはたくさんある。 Bearは非常

          BearとMozart、ときどき紙とペン

          心の奥底をえぐりだそう

          名曲はいつ生まれるのか。 自分が幸せでないと思ったときだ。 人は、幸せであるときはそれに気づかず、なんとなく生きている。 しかし失恋や別れに直面したとき、死が近づいていると知った時、ストレスで潰れそうになったとき、自分というものを考えざるを得なくなる。この世の中について思いを巡らすことになる。 自分の心の真底まで深く掘り下げ、血のにじむほどに中身をえぐりだし、それを見つめなおし、過去を振り返る中で、いろんな気持ちになったことを思い出し、反省したり、後悔したり、泣いたり

          心の奥底をえぐりだそう