シェア
大紀元エポックタイムズ・ジャパン
2023年4月6日 18:30
古代中国で、まだ墨のなかった時代には、文字を書いたり絵を描いたりするのはとても不便でした。周の宣王の時代に邢夷という人がおり、絵を描くことに優れていました。ある日、彼は手が汚れてしまったので、近くの小川まで手を洗いに行きます。その時、傍に何か真っ黒なものが落ちているのを見つけ、拾い上げたところ、ただの松炭だったので捨てました。そして、ふと自分の手を見ると、思わずぷっと吹き出してしまいます。たった今
2023年4月12日 16:16
秦王朝が滅亡し、楚漢戦争が勃発している頃、韓信は劉邦の命を受けて斉を侵攻し始めました。しかし、劉邦が説客酈食其を派遣して斉との平和交渉を行わせたのを聞き、進軍を止めようとしましたが、蒯通に、「進軍停止命令がまだ降りていなく、斉もきっと無防備でしょうから、この隙に侵攻すべきだ」と説得されました。そして、斉を平定した韓信は仮の王となりました。劉邦は懐柔のため、韓信を斉王として認め、また、楚に侵攻す
2023年3月31日 23:15
「…倉頡(そうけつ)が文字を作ったとき、天は栗を降らせ、鬼は夜に泣いた…. 」(淮南子)「倉頡(そうけつ)」とは、4千年前、天上から人間に文字をもたらした人物だと伝えられています。この伝説によれば、倉頡は黄帝の史官で、四つの目をもち、異なる次元が見え、物事が持つより深い意味を読み取ることができたといいます。 中国、唐の時代、張彦遠は『歴代名画記』の中で、倉頡の伝説について、次のような解釈を