
帰国受験の入試対策:過去問購入が命😎
中学入試(一般入試)における英検の重要性を指摘する中で、一部の中高一貫校が帰国入試に力を入れている背景に関心を持ちはじめました。今のところの仮説は以下のとおりです。
✅帰国子女は英語力が高い。帰国子女には海外生活経験というメリットもあるが、高い英語力が長所であることには変わりない。
✅受験生の英語力は滞在国や滞在期間にも影響し様々であり、英検準1級もいれば準2級程度もいる。
✅いずれにしても、一定程度の高い英語力を持つ帰国子女は、英語が最も重要と言われる日本の大学入試で爆発的な力を発揮する潜在力を有する。
こんな感じです。詳細は、例えば以下のnoteをご覧いただければ幸いに存じます。
( 1 )帰国入試ではいかに過去問を入手するかが勝負
このnoteを記す中で、改めて印象に残ったことがあります。
帰国入試では、過去問の入手が最大の受験対策になるということです。
過去問といえば、(前回のnoteの続きで攻玉社を例にとりますが、)
このあたりが有名でしょうか。
しかし、声の教育社や東京学参の過去問集に、帰国入試の過去問まで掲載されているのは稀です。帰国入試の過去問の入手は難しいです。
帰国生入試の過去問は入手しづらい。
— Jin@海外教育日記 (@infokikoku) July 28, 2020
一番確実なのは学校側に直接問い合わせてみること。サンプル問題を配布している学校もある。
そして、全般的な傾向として、一般入試と日程が離れているほど、帰国枠の問題は易しい設定になっている。
「帰国生入試の過去問は入手しづらい。一番確実なのは学校側に問い合わせてみること。サンプル問題を配布している学校もある。」とのこと。
こんなブログもありました。
( 2 )帰国入試の過去問はメルカリが充実している
筆者は現在出品していませんが、メルカリには中学入試の帰国の過去問がたくさん並んでいます。ざっと調べた感じでは以下のとおり。
(画像をクリックするか、ここを押していただくとメルカリ内の「帰国子女 過去問」の検索結果が表示されます。)
これでいいのだろうか。そんな感じがしないわけではありません。一般入試のように、どこかの会社が本にまとめて売ってくれれば、フリマサイトが過去問の命綱なんていう現状は回避できるのかもしれません。
これに気づくかどうかで合否に影響があるとすれば、不公平としか言いようがありません。
ただ、帰国入試は一般入試と比べてマーケットが狭いということがあるかもしれません。現状は、背に腹は変えられないということでしょうか。売り切れてしまう前に、(色々な思いを捨てて)入手されることをお勧めします。
( 3 )おまけ:攻玉社国際学級英語文法「そっくり問題」
前回のnote(「攻玉社の秘密:国際学級について調べてみた🧐」)を執筆するにあたり偶然発見した「攻玉社帰国入試の英語「そっくり問題」」について、noteの中で
「かなり気になります。」
「買おうか、買うまいか、悩んでいます。」
と記していたら、なんと、作者のタリア様から連絡がありました😅
種々意見交換、情報交換させていただく中で、
そっくり問題集、サンプルとしていただきました!
画像をぼかすという前提でnoteに掲載することも承諾いただいています。
左が攻玉社が販売している過去問から(メルカリで購入)。
で、右側がタリア様の「そっくり問題集」
そ、そっくりだ! お手製なので、下線の太さやインデントの付し方など微妙な違いはむしろかなりはっきりと分かりますが、全体として総じてそっくり。
そして問題の内容面でも、これはよく傾向を分析されているなという印象。いずれも出題されそうな感じのものばかり。
密かにお勧めします。「攻玉社 英語 文法 そっくり」と検索してみてください、あるいはここをクリックしてみてください。
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