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考えない時間をつくる - 私はコーヒー自家焙煎の時間

無心になれる時間をつくってみる。

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コーヒー豆の自家焙煎してる

私は数年前から趣味でコーヒーの自家焙煎をしています。
自家焙煎と言っても立派な焙煎機があるわけではありません。
ゆめタウンで買った直径15cmの手鍋が焙煎機です。

私の焙煎機です

これをカセットコンロにかけてお豆を焙煎します。
最初はいろんな加減が良い加減にできず苦労しました。
火加減、煎り加減、一度に焙煎する量の加減…
浅煎りだと青臭さが残っていたり、深煎りだと苦味だけが前面に出ていたりと、何度残念に終わったことか。
それでもコーヒーが好きなので、懲りずに数をこなしていると何となく加減もわかるようになってきて、今では狙い通りに完成することが多くなりました。

豆の様子をみてあげる

浅煎り(ミディアムロースト)に仕上げた(エチオピア イルガチェフェ)

よく自家焙煎の動画とかサイトを見ていると、煎っている時間とか温度がフォーカスされています。
それはそれで大切。
時間が長すぎると風味が逃げるし、短いと外だけが焼けて中身が生焼けになってしまいます。
また温度もお豆に負担をかけない程度の温度上昇にしてやる必要もあるでしょう。

でも最も大切なのはお豆そのものの状態を見てあげること。
お豆のBeingですね。(Beingについては下記ご参照)

お豆の色の変化、チャフ(薄皮)の出方、ハゼ(お豆の水分や脂分が膨張してお豆がはじける)のタイミングなど。
自分の目でお豆そのものを見て火加減とか煎り加減(煎り止め)を決める。
きちんとお豆と向き合うってことが、コーヒーの味を決めるんじゃないかなーと思います。
ここでもやっぱりBeingの大切さを実感します。

焙煎はとにかく忙しい

まぁ自家焙煎はこれに尽きます。
用意する道具、とはいえ大したものはないけど。
手鍋、カセットコンロ、ガスボンベ、冷却用の網、スケール、タイムウォッチ、温度計、メモ帳、ペン、など。
それから焙煎開始すると時間勝負ですから、少しの油断もできません。
10分前後は鍋から離れるわけにはいきませんから、トイレを済ませ、なるべく家族がいるときに焙煎します。ピンポン鳴らされても出られないので。

これだけ忙しいと作業を次から次へとこなすことと、とにかく美味しいお豆に仕上げることだけを考えます。
他のことを考える余裕がありません。
すると、不安とか焦りとか悩みとかって、この時間は吹っ飛んでいくんですね。
こういう無心になれる時間を適度に作ることが、疲れてしまった心の休憩時間になるのではないかと思います。
私も焙煎している時間は忙しいですがとにかく充実しています。

掃除でもいいでしょうし、散歩でもいいでしょう。買い物、ティータイム、スポーツ、読書、ゲームなど。
人それぞれ、無心になる時間を作ってみてはどうでしょうか?

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