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【美術展】源氏物語 よみがえった女房装束の美@丸紅ギャラリー

「源氏物語」はストーリーとしての面白さもそうだが、私は衣装というか色にも強く惹かれている。

丸紅本社の3Fにある丸紅ギャラリー。地下鉄東西線・竹橋駅3a出口を出て、ほぼ目の前。

ギャラリーそのものは一室で小さく、中央に再現された装束が展示されていた。

図録は買わないことが多いのだが、これは全く迷う事なくお買い上げ。1,100円(税込)。


染色はここ以外ないでしょうの「染司(そめのつかさ)よしおか」が担当。天然染料による染色はどこまでも清らかで、神々しい光を放っていた。

萌黄(もえぎ)の小袿(こうちき)

糸は「小石丸」という正倉院御物の修復などに使われる糸を使用することを考えたが、小石丸を使うには
経産省に申請して養蚕(ようさん)家に依頼して製糸する必要がある、
そうで、断念なさったそう。経産省に申請ですか!びっくりです。
代わりに、世界最高の絹として知られ、多くのメゾン、ブランドで使用されている「ブラタク社」製の糸を使用。
どの衣装の織も見事で、できるものなら触りたかった。

ランチは同じフロアにある「VERTERRAZA(ヴェル・テラッツァ)」で

この展示会との企画メニュー
席から皇居が見えた。
折角なので、企画メニューの「鰯のラグーと京漬物 にんにくのオイルソースの生麺パスタ」を。チケット提示で、10%オフ、1,422円。

展示会最後の週末のせいか、思ったより人の出があった。
眼福。

実はこの日は「太田記念美術館」へも行ってきた。

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