国宝「更科日記」は前期とは違った頁の展示。
前期の頁はあふれんばかりの「源氏物語」への憧れだったが、今回の頁はちょっと艶っぽい語らいの場。
初公開の京都御所伝来の衝立。応挙(おうきょ)を祖とする円山家を継いだ応立による作品。
こういったよく使いこまれたみやびなお道具類を見る度に、こういった世界を支えた民草の厳しい生活も同時に想像してしまう。
この日は、皇居から歩いて15分ほどの「国立公文書館」での「夢みる光源氏」展も見たので、途中でランチを。
眺めが素晴らしいとは事前情報で知っていたので、その眺めも楽しみに。
落ち着いたレストランで、天麩羅定食もお値段相応に美味しく、大満足な午前中だった。