会期(2024年6月12日(水)~7月28日(日))の終盤の日曜に訪れたのがいけなかった。私が普段いく展覧会より人が多かった上に、会場が暑かった。
ハイブランドにはご縁がないが、結婚指輪がカルティエ。キラキラ綺麗な物が好きなので、折角なので行ってみた。
表慶館は真ん中のホールを挟んでシンメトリーになっていて、
右側で「カルティエ」と日本の芸術・文化と歴史的なつながりを紹介、
左側でカルティエ現代美術財団と日本のアーティストのつながり、
の構成となっていた。
現代美術界隈の方はほんと大変だな、が左側を見た感想。芸術作品の技法、題材、表現がほぼ出尽くしていて、その上で衆目を集める作品を作り上げなければいけない。どうしてこの作品がカルティエ展で展示されるのか理解不能な作品が多かった(ごめんなさい)。
右側に展示されていたキラキラジュエリーのご紹介。
デザインは日本の美しい吉祥文様の一つ「青海波」なんだろう。
左から
「フラワー」クリップブローチ カルティエ パリ、スペシャルオーダー 1941年
プラチナ、ホワイトゴールド、ダイヤモンド
「バード」クリップブローチ カルティエ パリ 1944年
ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、エメラルド、サファイア、ルビー
羽と尻尾が動く、とのこと。
「ピーコック ブローチ」カルティエ 1989年
イエローゴールド、ホワイトゴールド、ダイヤモンド、エメラルド、サファイア、ルビー
「バタフライ」クリップブローチ カルティエ パリ 1944年
イエローゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、サファイア、ターコイズ、ラピスラズリ、マザーオブパール
「ネージュ」ブローチ カルティエ 1992年
プラチナ、ホワイトゴールド、ダイヤモンド
「ネージュ」Neigeは「雪」。確かに雪のように白い。
「バタフライ」クリップブローチ カルティエ パリ 1945年
ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、エメラルド、コーラル、ブラックエナメル
「ブローチ」カルティエ 2016年
ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、エメラルド、コーラル、ブラックエナメル
「リバーシブル ペタルフラワー」クリップブローチ カルティエ パリ、スペシャルオーダー 1946年
ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド
「カワセミ」クリップブローチ カルティエ パリ 1941年
プラチナ、ゴールド、ダイヤモンド、エメラルド、サファイア、ルビー
レプリカがあったら欲しかった~な、
見学している方々が「桜~」とつぶやきながら見ていて、私もそう思っていたら、
カルティエを象徴する動物「パンテール(豹)」
人出が多そうな展示会はやはり早めの平日に限る。もっとゆったり楽しみたかったが眼福な時間だった。