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学校ではない、けど・・・
始業式の日・・・
新しい学期が始まる朝、子どもたちは期待と不安を胸に学校の門をくぐります。
小学校、中学校、どの学校も新しいスタートを迎えます。
多くの大人たちは、子どもたちが学校に行くことを当然のことだと思っています。
しかし・・・
その日、ある場所には学校に行かずに訪れる子どもたちがいました。
ここは学校ではない、けれども彼らにとっての安心安全な居場所です。
「あれ? ここは学校じゃないよね?」と一人の子どもがつぶやきます。
「そうだね。でも、ここが一番安心できる場所なんだ」と別の子が答えます。
思い返せば、学校という場所は本来、子どもたちの安全で安心できる居場所であるはずです。
文部科学省が全国の学校に通達している通り、【学校は子どもたちの安心安全の場】として機能するべきなのです。
でも、なぜ?
どうしてここに、学校に行かずに居場所を求めて集まってくる子どもたちがいるのでしょうか?
「学校が怖いんだ。先生も友達も僕を理解してくれない」と一人の子が涙ながらに語ります。
「ここには誰も怒らないし、みんなが優しいから」と別の子が静かに言います。
この場所を運営する大人たちは、子どもたちの声に耳を傾けます。
彼らはただの逃げ場を提供しているのではなく、真の安心と安全を感じられる居場所を作り出しています。
「どうして?」と自問する大人たち。
「どうして学校が、子どもたちにとって安心できる場所でなくなってしまったのか?」
大人が、その答えを見つけ、学校を本当に子どもたちの安心安全な居場所にするために立ち上がる時が来ているのかもしれません。
子どもたちが安心して笑顔で通える学校を作るために、私たちは何ができるのか。
今こそ、真剣に考え行動する時です。