#125 戦略的早起き
自分で自分の身体の仕組みを理解すること。
11月から「朝活手帳」なるものを使い始めた。
新しい手帳って買うときにわくわくする。書き込むところが多ければ多いほどに。その欄が、枠があるからこそ書くみたいなーー好きなことリスト100、とか今年やめること、とかーーものであればあるほど、埋まり切った想像が膨らみ余計に高まる。
高まりすぎてお店で中身を見ている時点で手帳の中に書いてあるコラムを全部読んでしまったりする。読んでしまうと家に帰ってから「ああこれもう読んだな、追加コラムないかな」となってしまうのに。全く感情が忙しい。
そんなこんなで購入した朝活手帳、日々の書き込む欄が細かく設定されている。
起床時間、睡眠時間、就業時間、就寝時間の4つは、それぞれ目標と実績を入れられるようになっている。それに加えて体調を1〜5で選べたり、週、毎日の目標、振り返りなど、盛りだくさんすぎるほどのサービスだ。
人にはそれぞれの、適正な睡眠時間がある。その情報を知ってから、私ってデータ的に何時間寝ればスッキリ起きられるのだろう、意外と知らないな〜だいたい6.7時間寝れば大丈夫だよな〜などとぼんやり考えていたのだが、
この手帳に書き込んでから決定的なことがわかった。
「7時間が最適」
6時間では足りん。足りんのだ。
実際に23時に寝て、5時に起きようと試みた日は見事に全敗。10分ごとに鳴るアラームを止めながら寝る人が100%の確率で生まれていた。誰も得をしない、哀れみに溢れた状態だ。
記録していないとぼんやりしているのに、手帳に書いて振り返ると、鮮やかなほどくっきり全敗していた。
逆に、22時就寝、5時起き、全勝。
このデータをもとに、寝るのが遅くなってしまって23時頃になったら、「俺は...絶対に5時に起きられる...!」などとほざかずに、潔く諦めて6時の目覚ましをかけるようにした。
すると魔法のように、1度の目覚ましでスッキリと起きられたのだ。
睡眠時間は1日の活動に影響する。適正睡眠時間より少ないと、寝起きが悪いことに加えてどこかのタイミングで眠気に襲われたり、頭が重だるかったりと良い事無し尽くしパーティーが意に反して開かれてしまう。
そのようなパーティーを断固として開催させないためにも、自分に合った睡眠時間を知ることがとてもとても有効だと、思い知らされた出来事だった。
自分の身体を知ると、コントロールできるのなあ。
ちなみにこの朝活手帳には好きなところがもうひとつあって、
朝活で有効に使えた時間をポイントとして換算する枠があるのだ。30分=1ポイントとして1日ずつ換算し、1週間でどのくらい得をしたのか、わかりやすく感じられるようになっている。
ポイントを貯める、貯まるのを見るのが好きな私にとってはとんでもなく効果的な枠で、自覚することで「早く起きる=自分にとって得である」となるので起きることへの活力・希望のようなものがずんずん湧いてくる。
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