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お前、馬鹿だったろ

創作大賞2024、派手に落ちた。

真剣に望んで、結果落ちて、悔しいですが来年は頑張ります!これは今後の創作活動に必要な布石だったんだ!コンテストを楽しませてくれて、素敵な作品に出逢わせてくれて、ありがとう!のように敗北を美しがれる程、人間できてねぇので、声を大にして文句を垂れさせて頂きましょう。


全くもって、もう書きたくない。誰にも読まれないエッセイを1年コツコツ書き続けて、また1年やり続けなきゃいけないという展望に、もう泣きそうです。

中間結果発表から日が経っても、大賞の発表を見ても、しっかり悔しい。選考に残った作品の、次の順位があるとすれば、ギリおれなんじゃないか、ギリギリで落ちただけなんじゃないか、と心の傷を舐めるも、全然まだまだジュクジュクに血が出てます。

ため息。最近、どうもフォームを崩している。

書いてて苦痛なのだ。週1での投稿だったエッセイを、「もっと認知されるためには、シンプルに作品数を増やす必要があるのだ」と追い込み、それでも読まれない事に不安になり、「無視され続けるという事は、自分の作品がダメなんだ」と、クソの烙印を押されたような気分になり、その不安を拭うべく勉強の為に人の作品を読み、影響を受け、書き、自分の中の良いエッセイ像が出来上がっていき、そのエッセイ像に自分のエッセイをはめて行き、出し、でも読まれず、読んでもらえるようにするにはと、誰かとのコミュニケーションに救いを求め、数字に靡き、その人に読んでもらえるにはと考え始め、良いエッセイ像からズレ、だんだん、「おれは何を書きたかったのか」「何を表現したかったのか」を忘れ、悩み、それでも結果を出すには、読んでもらうには、誰も書いたことのない物をと、誰も書きたくないような事をと、綺麗なだけのエッセイにはなるもんかと、もっと自分のマイナス部分のマグマみたいな熱を表現し、オリジナリティを突き詰めろと、追い込み、作品もテーマも文体も尖っていき、「それこそが芸術だ」などという気持ちになっていき、どうも、しっかりフォームを崩している。

その時、思い出す。

「お前、馬鹿だろ」

ミスった。そうだった。おれ、馬鹿だった。

お前、偏差値42の工業高校出身で、特に国語なんて出来なかったろ。3年間、国語の授業、1回もノート取らなかったろ。だし、何度取り上げられてもルーズリーフで自作のトランプ作って、大富豪をし続けて、大富豪最強だったろ。で、肩パット入れた、ちっちゃいおばさん先生に「授業妨害です」って怒られて、何度も廊下に立ったバカだったろお前。

なのに、なんか、襟元正して「文学とはなにか」を考え始めたり、自分の文体は、構成は、とか偉そうにメガネ、クイっじゃねえよ。何を文豪ぶってんだ。

思い出せ。

お前、馬鹿だろ。馬鹿だったろ。馬鹿なのが、お前だろ。馬鹿のまま、ただ書きまくれよ、馬鹿。



と、言う事で、これからもたくさん書くので #創作大賞2025 は頼みますnote様凄い凄い大好きです。おれ程、この大会を好きな人はいないと思いますなのでどうかお金を恵んでください。

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遠藤
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