"当たり前"に目を向ける事から始まる〜未来を変えるヒント〜
皆さま、こんばんは!
enamuブランドディレクターの森です(^^)
先日、地元(広島)の友人の母親から、3人でお揃いのお洒落なエコバックを貰い、嬉しくて毎日愛用中です♪
1.2年前までは、ここまで普及していなかった"エコバック"。
今では、私達にとってバックの中に必ずいる存在。
お店には、色んな柄や形のエコバックが並び、個性を表現するおしゃれアイテムのひとつとして楽しまれている方も多いのではないでしょうか?
それと同時によく耳にするようになった
「SDG'S」
「サスティナブル」
「エシカル」
簡単に言うと…(あくまで私の解釈ですが)
「SDGs」・・・人類としての目標
「サスティナブル」・・・企業としての取組
「エシカル」・・・個人単位・消費者としての考え方・行動
と捉えています。
サスティナブルとの、初めまして
私が初めて"サスティナブル"の取組に触れたのは、
当社既存ブランドの展示会での事です。
バイヤーから紹介されたのは、
【ペットボトルを再利用した生地で作られたパンツ】
ペットボトルと聞いて、私が最初にイメージしたのは、「なんか生地がゴワゴワしてそう…」
しかし、実際の商品はペットボトル感0
(当たり前ですが…^_^;)
滑らかで光沢感のある履き心地の良いパンツでした。
再利用だからといって、品質が劣るわけでは無い事を実感しながらも…
サスティナブルという言葉が、まだまだお客様に浸透していなかった時期…
「サスティナブル商品である事は、お客様にとって、その商品を購入し使用する上での"付加価値"としての喜びになるのだろうか?」
そんな疑問を持ったのを覚えています。
レジ袋有料化による必然的に意識し始めたエシカル消費
2020年7月からスタートしたレジ袋の有料化。
皆様はどう感じられましたか?
当時の私は、気軽に寄ったコンビニで、ついついエコバックを忘れて、袋を貰うなんて事が日常茶飯事でした。
慣れるまでには少し時間が掛かりました…。
しかし、レジ袋の有料化によって、私自身が必然的かつ具体的なエシカル消費する事になり、地球環境に対する考え方が徐々に変わり始めました。
慣れるまでは、やや不自由さを感じたレジ袋の有料化も、エコバックを携帯する事が当たり前になってしまえば、なんて事のないこと。
私達の行動の中に、変えられる"当たり前“がたくさんあるのではないか?
そう思いはじめたきっかけとなりました。
モノの生産を行う私達(企業)だからこそ変えていける"当たり前"
個人個人によるエシカル消費はもちろん大事ですが、
モノを生産する側の取組の重要性を感じています。
冒頭に述べたリサイクル素材を使った商品はもちろん、製品が作られる過程からお客様に購入して頂いたその先までを考え、行動する事が大切だと私は考えています。
その為、まずenamuでは、
"オーダー受注生産"、"SALEを行わない事"により、大量生産を防ぎ、在庫というアパレル業界の根幹となる問題解決に取り組んでいきます。
さらには、
商品がお客様の手に届いた後、本来なら破棄されてしまうブランドタグや配送ボックスに、利用可能な仕掛けをしております。
ブランドタグは、しおりに…。
配送ボックスは、なんと…収納ボックスに。
企業としても、1個人としても
まだまだ出来る事、やるべき事は沢山あります。
SDGs、サスティナブル、エシカルという言葉を
"いまの世の中の流れ"として捉えるのではなく、自分自身のどの行動がそれらに繋がるのかを一度考えてみるだけでも捉え方は変わってきます。
さらには、私達にとって"当たり前"になっている事や行動に目を向けて、違う視点から見てみる事が私達の未来を変えるヒントになっていくのではないかと思います。