何故三鳥派の事を書くのか
触れられたくない過去。 そんなものは誰でもある。
人でもあるのに、それが寺院や組織なら尚更だ。
日蓮正宗、大石寺にとってのそれは「三鳥派」の事だろう。 そもそも大石寺は異流儀と闘ってきた歴史がある。
我々が今日 振るう教学体系があるのは先達が日々闘ってきたからに他ならない。
上代に六老僧と別れそして富士門流八本山が別れて、それらが落ち着いたのが
要法寺と大石寺が通用した頃。 織豊時代である。
そして、徳川家康が江戸に開府して 時代が安定してきた三代将軍家光の頃に起るのがこの三