ゲーム1日1時間条例について、廃人高校生が斬る!
香川県の発表した「ゲーム1日1時間条例」ですが、今回はゲーム大好き高校生の僕がそれに対しての見解をまとめていきます!
1日1時間の理由
まずゲーム条例のポイントついて、5つにまとめることができます。
1青年をゲーム依存症から守り、広く依存症を認知してもらう。
218歳未満の子供に対し、ゲーム利用時間は平日60分、休日90分まで。
3スマホは中学生以下が午後9時まで、それ以外は午後10時まで(家族との連絡や、学習目的は除く)
4上記の2、3を目安として、家庭内でのルールを作り出す。
5罰則規定はない。
これを見ると、あくまでもゲーム1日1時間というのは基準に過ぎず、それぞれの線引きは各家庭にゆだねるといった形のようです。
その中の目安となる1時間という長さですが、そこには「依存症」への懸念が強く関係しているようです。
そういった依存症を増やさないための方針を固め、ルールを押し付けるような形ではなく、あくまでも判断を一つ一つの家庭にゆだねる形をとるのは、とても意味のある方法だと思います。
ゲーム依存症というのは、学力低下のみならず睡眠不足も引き起こすため、それに対する対応をするということに関して、積極的な姿勢を見せることができたという面でも、それは賞賛に値すると思います!
ゲーム時間と学力低下の関係性
やはり、ゲーム時間が長いと学力も低下してしまうものなのでしょうか。
実は、そうでもないらしいです!
ゲームを禁止している家庭と、了承している家庭の子供の学力を比べると、「成績はいいと思う」「成績はまあまあいいと思う」と答えたのは、禁止している家庭が93.3%。了承している家庭が93.8%と、大きな差は見られませんでした。
自分の家庭は、中学生の頃はかなりそういったゲーム時間に厳しい家庭だったのですが、僕よりめちゃくちゃゲームやりまくってる友達の方が頭がいいとか結構ありました笑笑
オーストラリアの研究によると、1日最大で8時間ゲームをする子供でも、成績に影響するのはごくわずかだったそうです。
ゲームはテレビとは違い、自分で考え判断するという一連の学習作業があるので、むしろ脳の活性化において重要な役割をする可能性があるという研究結果も出ています。
しかし、それがゲーム依存症となってしまうと、話は変わってきます。
朝起きて寝るまでの時間をずっとゲームに使い、さらには睡眠時間を削るようであれば、それはもちろん過度なものになってしまいます。
適した時間の枠の中でする分には利益のあるものも、過度な時間やりすぎるとそれは逆効果になります。
それはゲームだけではなく、勉強においても言えることなのではないでしょうか。
なぜゲームに対しての印象が悪いのか
ゲームのやりすぎと聞くと、「脳の萎縮の原因になる」や「暴言をよく吐く」、「暴力的なゲーム」という印象が強くあり、その結果『ゲーム=マイナスなイメージ』の方程式が出来上がってしまうわけです。
また、これに関しても科学的根拠がないものが多いのです。
先程も話したように、「ゲームがなければ日常生活が手におえない」といったような依存症患者に対しては、ゲームは悪影響なのかもしれませんが、「日常の楽しみ」といったレベルでプレイする分には、有益だと言えるでしょう!
海外で行われた研究で、暴力的なシーンの含まれるゲームをプレイすることと、子どもの性格が攻撃的になるこは無関係だという研究結果も出ています。
また、ソロプレイよりも、マルチプレイをすることにより協調性がはぐくまれ、親切な人になることが多いようです。
頭よくゲームをしよう!
ゲーム1日1時間といったような基準を作ることは大切ですが、そこに依存しすぎるのもストレスとなるので、危険です。
まずはゲームに対する偏見をなくし、ゲーム依存症にならぬように気を配りながら適度に頭よくプレイすることで、日々のゲーム生活もより良いものになっていくと思います!
それでは、またほかのnoteでお待ちしております。