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3Dアニメーションの基礎は、なぜ必要?

こんにちは!広報のエーモンですっ!

突然ですが、いやー、3DCGって大変ですよねっ!!
正直どうやっていいかわからん!
とまぁ「テキトーに作ればイイじゃん!」
と思ったそこのアナタっ!!

基礎っていうものが存在するらしいですよっ!
今回は3Dアニメーションの基礎について、記載してくれるそうです!

まずはじめに

3Dアニメーションを作る際の基礎について、
なぜ必要か?という話になります。

基礎といって、
何で必要かという話って、
あまり覚えていなかったり、
再度確認したい事って
意外とあったりすると思います。

そのため、こちらをまとめてみました。

基礎の定義

私自身は3Dアニメーションの基礎として、
①観る力
②物理
③人体構造

の3つを据えて考えています。

以下3つの概要のみで、詳細は別な記事で説明する予定です。

①観る力
ー>基準を正確にインプットし、アウトプット
  ・観察力 ・簡易的デッサン力 ・分析力

②物理
ー>世の中の当たり前【地球上(宇宙)】の理解とアウトプット
 ・慣性 ・重力(引力)  ・運動量保存などなど

③人体構造
ー>世の中の当たり前【人間】の理解とアウトプット
 ・関節の可動範囲 ・ボディメカニクス

なぜ必要?

まずは、2Dとどう違うか?
3Dというだけあり、2Dに対して、奥行(1D)が追加されます。

そのため、より現実に近い状況に感じやすくなります。
そうなると、3Dの立ち位置は↓

より現実に近いという事は、
現実の物理や人体構造を無視すると
2Dより違和感を感じやすくなります。
違和感は、説得力に欠けます。
伝えたい事が伝わらない原因となってしまいます。

物理や人体について、
無視してキャラクターアニメーションを作ると、
奇抜さ、面白みは出ることがあります。

ただ使い所を間違うと、
単なる違和感となり、
観ている人の頭の中ではストーリーの分断、
ゲームプレイ中に不快感を作ってしまう事に繋がってしまいます。

伝わらない=アニメーションの本来の目的を失うこと

になります。

これは、ゲームでも映像でも一緒だと思います。
そのため、
【観る力】【物理】【人体構造】を理解し活かすことが、
アニメーターの基礎となると考えております。

アニメーションエイドの藤原淳雄さんも
以下のようにコメントされていました。

人間は、「みんな見るプロ」です。
そのため、違和感があれば一瞬で気づきます。
経験ももちろん必要ですが、「知識の量」になります。
勉強しよう!

伝わるアニメーションを作るために、基礎固めができたらと思います。

まとめ

世の中の3D作品において、
物理や人体構造への知識が及ばず、
説得力に欠けるモーションになっている事が多くみられます。

皆さんも見かけて、
なんか違和感あるなぁと思ったりされるかと思います。
そんな時は、
いったん基礎的な観点から見てみると
その違和感の理由に気づくかもしれません。

他作品から気づきが得られることで
3Dアニメーションの上達に繋がるかと思います。
私たちも、気づきが得られるよう日々作品を観たり、
知識を吸収できるよう行動しようと思います。

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