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3Dアニメーションの基礎は、なぜ必要?
こんにちは!広報のエーモンですっ!
突然ですが、いやー、3DCGって大変ですよねっ!!
正直どうやっていいかわからん!
とまぁ「テキトーに作ればイイじゃん!」
と思ったそこのアナタっ!!
基礎っていうものが存在するらしいですよっ!
今回は3Dアニメーションの基礎について、記載してくれるそうです!
まずはじめに
3Dアニメーションを作る際の基礎について、
なぜ必要か?という話になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1731613513-tuD92yZzcB1vaiUjNg4XYLJo.png)
基礎といって、
何で必要かという話って、
あまり覚えていなかったり、
再度確認したい事って
意外とあったりすると思います。
そのため、こちらをまとめてみました。
基礎の定義
私自身は3Dアニメーションの基礎として、
①観る力
②物理
③人体構造
の3つを据えて考えています。
以下3つの概要のみで、詳細は別な記事で説明する予定です。
①観る力
ー>基準を正確にインプットし、アウトプット
・観察力 ・簡易的デッサン力 ・分析力
②物理
ー>世の中の当たり前【地球上(宇宙)】の理解とアウトプット
・慣性 ・重力(引力) ・運動量保存などなど
③人体構造
ー>世の中の当たり前【人間】の理解とアウトプット
・関節の可動範囲 ・ボディメカニクス
なぜ必要?
まずは、2Dとどう違うか?
3Dというだけあり、2Dに対して、奥行(1D)が追加されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731613449-z05fmhsEuR7dPMvogHciA39D.png)
そのため、より現実に近い状況に感じやすくなります。
そうなると、3Dの立ち位置は↓
![](https://assets.st-note.com/img/1731613427-AnahNSzyHevx2UXw4JZ6OiYp.png?width=1200)
より現実に近いという事は、
現実の物理や人体構造を無視すると
2Dより違和感を感じやすくなります。
違和感は、説得力に欠けます。
伝えたい事が伝わらない原因となってしまいます。
物理や人体について、
無視してキャラクターアニメーションを作ると、
奇抜さ、面白みは出ることがあります。
ただ使い所を間違うと、
単なる違和感となり、
観ている人の頭の中ではストーリーの分断、
ゲームプレイ中に不快感を作ってしまう事に繋がってしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1731613546-q2Xl7yiVDLxmbs0QEc58KI4e.png)
伝わらない=アニメーションの本来の目的を失うこと
になります。
これは、ゲームでも映像でも一緒だと思います。
そのため、
【観る力】【物理】【人体構造】を理解し活かすことが、
アニメーターの基礎となると考えております。
![](https://assets.st-note.com/img/1731613558-V4hRcGqW5Iye68BnZFA2LElr.png)
アニメーションエイドの藤原淳雄さんも
以下のようにコメントされていました。
人間は、「みんな見るプロ」です。
そのため、違和感があれば一瞬で気づきます。
経験ももちろん必要ですが、「知識の量」になります。
勉強しよう!
伝わるアニメーションを作るために、基礎固めができたらと思います。
まとめ
世の中の3D作品において、
物理や人体構造への知識が及ばず、
説得力に欠けるモーションになっている事が多くみられます。
皆さんも見かけて、
なんか違和感あるなぁと思ったりされるかと思います。
そんな時は、
いったん基礎的な観点から見てみると
その違和感の理由に気づくかもしれません。
他作品から気づきが得られることで
3Dアニメーションの上達に繋がるかと思います。
私たちも、気づきが得られるよう日々作品を観たり、
知識を吸収できるよう行動しようと思います。
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