エマ

アラフォー独身。毒親育ち。婚活に苦戦して自分と向き合ううちに、愛着スタイルの問題に気づく。乗り越えて自分の人生を生きるため奮闘中です。

エマ

アラフォー独身。毒親育ち。婚活に苦戦して自分と向き合ううちに、愛着スタイルの問題に気づく。乗り越えて自分の人生を生きるため奮闘中です。

最近の記事

この問題は、時間が解決してくれない

たらちねジョン『海が走るエンドロール』という漫画を読んでいて、はっとするセリフが出てきた。 それをきっかけに記憶の蓋が開き、 「親子関係の葛藤は、時間が解決してくれるわけではないのだ」 と痛感したエピソードを思い出した。 『海が走るエンドロール』は、現在も連載中の漫画で、既刊6巻。 主人公の茅野うみ子は65歳。死別した夫との映画鑑賞が趣味だったが、久しぶりに入った映画館で美大生の濱内海(カイ)と出会ったことをきっかけに、映画監督を目指し、美大に入学して学び始めるというストー

    • 理由⑤自分が幸せになるのを許せていない

      以前の記事で書いた、私の婚活がうまくいかなかった理由をもう少し詳しく書いていくシリーズ5回目(最終回)です。 「私の婚活がうまくいかなかった5つの理由」 ①結婚したい動機がネガティブスタート ②自己肯定感と愛着スタイルの問題 ③結婚生活や男性に対するイメージが良くない ④自分の理想が分かっていない ⑤自分が幸せになるのを許せていない 今回は、このうちのラスト、5番目についてです。 ⑤自分が幸せになるのを許せていない この理由は、気づくのに一番時間がかかった。 それだけ

      • 理由④自分の理想が分かっていない

        以前の記事で書いた、私の婚活がうまくいかなかった理由をもう少し詳しく書いていくシリーズ4回目です。 https://note.com/emma_swan340/n/nc8c537fa4ffe 「私の婚活がうまくいかなかった5つの理由」 ①結婚したい動機がネガティブスタート ②自己肯定感と愛着スタイルの問題 ③結婚生活や男性に対するイメージが良くない ④自分の理想が分かっていない ⑤自分が幸せになるのを許せていない 今回は、このうちの4番目について。 ④自分の理想が分

        • 理由③結婚生活や男性に対するイメージが良くない

          以前の記事で書いた、私の婚活がうまくいかなかった理由をもう少し詳しく書いていくシリーズ3回目です。 https://note.com/emma_swan340/n/nc8c537fa4ffe 「私の婚活がうまくいかなかった5つの理由」 ①結婚したい動機がネガティブスタート ②自己肯定感と愛着スタイルの問題 ③結婚生活や男性に対するイメージが良くない ④自分の理想が分かっていない ⑤自分が幸せになるのを許せていない 今回は、このうちの3番目について。 ③結婚生活や男性

          理由②自己肯定感と愛着スタイルの問題

          以前の記事で書いた、私の婚活がうまくいかなかった理由をもう少し詳しく書いていくシリーズ2回目です。 「私の婚活がうまくいかなかった5つの理由」 ①結婚したい動機がネガティブスタート ②自己肯定感と愛着スタイルの問題 ③結婚生活や男性に対するイメージが良くない ④自分の理想が分かっていない ⑤自分が幸せになるのを許せていない 今回は、このうちの2番目について。 ②自己肯定感と愛着スタイルの問題 (注:この記事で「自己肯定感」と言っているものの内容は、厳密には、自己肯定

          理由②自己肯定感と愛着スタイルの問題

          理由①結婚したい動機がネガティブスタート

          前回記事で、私の婚活がうまくいかなかった理由についてざっくり5つをリストアップしてみた。 「私の婚活がうまくいかなかった5つの理由」 ①結婚したい動機がネガティブスタート ②自己肯定感と愛着スタイルの問題 ③結婚生活や男性に対するイメージが良くない ④自分の理想が分かっていない ⑤自分が幸せになるのを許せていない 順番に、もう少し詳しく説明していきたいと思う。 ちなみに、私がなぜしつこく、うまくいかなかった理由や過去を深堀りするのかというと、自分を客観視するためであり

          理由①結婚したい動機がネガティブスタート

          私の婚活がうまくいかなかった5つの理由

          私の婚活は、当初思っていた以上に難航した。 合コン、友人の紹介、街コン、パーティー、結婚相談所、マッチングアプリ等々、思いつく限りの方法を試みたけれど、どこでもあっさり結婚していく人はいるし、そうではない人もいた。 後者の婚活に苦戦する人、長期化する人は少なくないと思うが、その理由は様々だ。 私の場合、以下のような理由が複合的に絡み合っていた。 ①結婚したい動機がネガティブスタート ②自己肯定感と愛着スタイルの問題 ③結婚生活や男性に対するイメージが良くない ④自分の理

          私の婚活がうまくいかなかった5つの理由

          毒親育ちの私が婚活を始めるまで

          10代の頃は、自分は結婚しないだろうと思っていた。 実の親からも愛されない価値のない自分を、他人が愛してくれるなんて、とても思えなかった。 また、自分のように役立たずで陰気で不幸な子どもを産み育てることは、罪だと思っていた。 つまり、それくらい自分はダメな人間だと思っていた。 20代の前半は、もう生きているのもやっとで、きっと遠からず自分は死ぬだろうという思いに支配されていたので、将来のことなど考えられなかった。 それでも死ぬのは怖くて、必死の思いで心療内科の門を叩いたが、

          毒親育ちの私が婚活を始めるまで

          両親とも毒親でした②

          「父が暴力を振るう人で苦しめられた」 「母は私の人格を否定してばかりいた」 深い話をするようになった人から、そういった告白を聞いた機会は少なくない。 子どもに暴力を振るう配偶者を止めないことは、 子どもへの間接的な虐待ではない、とは言いきれないと思う。 でも、両親ともが攻撃的なタイプで、 それぞれが直接的に子どもを傷つけてくるとなると、 状況はさらに厄介だ。 私の両親は、その厄介な組み合わせの人たちだった。 暴言が、左右両側からスピーカー音声で聴こえてくる。 どち

          両親とも毒親でした②

          両親とも毒親でした①

          「両親ともに、いわゆる毒親」 そう認めることが、長らくできなかった。 子どもにとって親というものは絶対であり、 その教育方針や家庭のルールがどんなに理不尽なものであっても、 なかなか気づけない。 私はずっと、自分の存在理由は親の役に立つためだと思い込んで生きてきた。 親の役に立たない私は生きる価値がない、と言ったほうがより適切かもしれない。 だから、親に認められることこそが私の人生における最重要事項だし、そのために自分を犠牲にするのは当然だった。 「子は親に尽くすため

          両親とも毒親でした①

          「毒親育ち」と言っても色々あるけれど

          「毒親」という言葉が広く認知されることになったのには、1989年、スーザン・フォワードの『毒になる親』の出版がきっかけ。 「毒親」は学術用語ではなく、スーザン・フォワードは書籍中で「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」と定義している。 儒教や家父長制の影響が強く、「親が上、子は親に従うもの」という思想が染みついている日本において、「毒親」という概念の導入は画期的なものだったと思う。 令和の世でさえ、親を批判する子に対して、世間は眉をひそめる。 私の周囲では、未だに

          「毒親育ち」と言っても色々あるけれど

          直視したくなかった、婚活がうまくいかない本当の原因

          人生とは、修行。 生きずらさを抱えながら、それでも頑張って生きるもの。 それが当たり前だと思っていた。 物理的にも精神的にも 常に何かに追い立てられる生活。 人生、辛いのはデフォルトで、 それを努力と根性とで乗り越え、 次々に課題をこなすことこそが、 私にとっての生きることだった。 違和感を覚えたのは、婚活をはじめてから。 これまでのように努力が通じない。 かけた労力と成果が結びつかない。 二十数年間、紆余曲折ありつつも 私は人生で直面する課題はすべて、 才能×やり

          直視したくなかった、婚活がうまくいかない本当の原因

          婚活がうまくいかないと思ったら、親との問題に行きついた私の自己紹介

          はじめまして、エマと申します。 アラサーから婚活をはじめ 彼ができると活動は休止 別れては再開 これを繰り返し、ただいまアラフォー独身。 婚活歴は……断続的とは言え、約10年。 様々な方法を試してきました。 しかしながら、 努力しているにも関わらず異様なくらいうまくいかず、 さすがにこれはおかしいのではと思うようになったのがきっかけで、 自分自身の内面、 そして、見ないようにしてきた親との問題に向き合うようになりました。 両親から虐待を受けて育ち、 自分はいわゆる

          婚活がうまくいかないと思ったら、親との問題に行きついた私の自己紹介