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理由①結婚したい動機がネガティブスタート

前回記事で、私の婚活がうまくいかなかった理由についてざっくり5つをリストアップしてみた。

「私の婚活がうまくいかなかった5つの理由」

①結婚したい動機がネガティブスタート
②自己肯定感と愛着スタイルの問題
③結婚生活や男性に対するイメージが良くない
④自分の理想が分かっていない
⑤自分が幸せになるのを許せていない

順番に、もう少し詳しく説明していきたいと思う。

ちなみに、私がなぜしつこく、うまくいかなかった理由や過去を深堀りするのかというと、自分を客観視するためであり、同じような状況に陥って悩んでいる人の役に立つこともあると思うからだ。

私は、自分が陥っている状況を理解できるようになるまでに、相当迷走したし、時間もお金も労力もかかった。
(現在もまだプロセスにいるので、完全に解決したわけではないが)

自分の失敗について振り返るなんて、かなり苦しいことだが、それでも延々自らの不幸を嘆き、悲劇のヒロインで居続けることのほうが辛いと思うのだ。

①結婚したい動機がネガティブスタート

私がはじめに結婚しようと思った動機は、「結婚して独立すれば、親から離れられる」というものだった。
独立したいだけならポジティブと言えるかもしれないが、それに付随して「親から離れたい」という動機がくっついている。
これは、自分にとって辛い環境(=両親との同居)から逃げるための手段として、結婚を考えている状態だった。

そもそも独立だけなら、社会人になって自分で収入を得て、生計を立てている時点で十分独立していると言えなくもないが、当時の私は、親と精神的な共依存関係にあった。
よって、親から正式に離れるには、親の認める手段である「結婚」でないと駄目だという思考に陥っていた。
(私の両親は、人間は結婚してようやく一人前だという昭和初期的価値観の人達である)

また、私は「親から離れたい」という欲求を持つ一方で、無意識下で「親から認められたい」という強い欲求も持っており、どちらも叶えるためには、やはり結婚するしかないと思い込んでいた。

嫌なことは避けたい
恐怖から逃れたい
不安だから対策したい

こういったネガティブな動機から始めた物事というのは、たいていプロセスも結果もネガティブな方向へ行く。
心理学や自己啓発などでもよく言われていることだが、婚活を始めた当初の私は、そんなこと知るすべもなかった。

今にして思えば、私は幼少期からずーっと恐怖と不安に支配されていた。
家にいても常に神経過敏で、心から落ち着く時間というものがなかった。体調面でも慢性的な疲労感、睡眠不足、拒食、立ち眩み、解離症状、急激な発熱や腹痛などに悩まされていたが、心因性だったのだろうと思う。

だから、婚活に限らず、何か行動をする時はほぼすべてがネガティブスタートになっていたと思われる。
そこを努力と忍耐力で何とかカバーしてきたが、人が関わるものは、自分の努力だけではどうにもできなかったというわけだった。



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