【写真日記】海と乗り物を楽しむ徳島の旅②/徳島市内散策・眉山からひょうたん島へ
徳島市に到着した私は、早速、市内観光へと出かけました。
《前回のおはなし》
眉山へ
JR徳島駅を出発して、まずは眉山を目指すことにしました。
地図で調べると、徳島駅から真っすぐ直進すれば眉山に辿り着けるようです。その間750mなり。私の足なら徒歩で10分くらいかな🙄。意外と近くてビックリしました。
この日の徳島市の気温は23℃。地元の人たちは涼しそうな表情でしたが(←セーターやジャンバーを着ている人もいた!)、寒冷地から来た私には暑い暑い…。歩いていると汗が出てくるので、着ていたカーディガンを脱ぎ、薄い長袖のシャツ一枚になりました。
地元と旅先の気温差が大きいので、いつも着るものに悩むんですよ。今回の旅行も然り。薄めの服を持って行って正解でしたわ。
通りの突き当り(眉山のふもと)に到着しました。
5階建ての緑色の建物が阿波おどり会館です。
おっと、阿波おどり会館に入る前に、左手にある天神様に(徳島訪問のご挨拶がてら)お参りしてきましょう。
徳島眉山天神社を参拝
こちらの天神様、徳島眉山天神社というそうです。
境内に入ると、最初に感じた「厳かさ」は一変して、なんだか敷居が低くてフレンドリーな雰囲気に様代わりしました。
神様以外のことで情報量がメッチャ多い天神さまでした笑。
阿波おどり会館にGO!
さて、天神様にご挨拶をした後は、いよいよ阿波おどり会館に入ります。
まず、一階の券売機でチケットを買いました。
いろんな種類のチケットがあって、どれにしようかメッチャ悩みましたが、『お得』というワードに心惹かれ、「阿波おどりミュージアム」「阿波おどり実演見学」「眉山ロープウエイ」の3種がセットになったお得チケットを購入しました。
どういう順番だと効率よく回れるのか?イマイチよくわからず困っていたら、ちょうど「もうすぐ開場です!」のアナウンスが…。その声に従い、最初に『おどり実演』を鑑賞することにしました。
「阿波おどり公演」で阿波おどりをマスター
まずは会館の2階にある「阿波おどりホール」に向かいました。開場後、ちょうど空いていた最前列の席を運よくゲット。せっかく遠路はるばる来たんだもの、近くでじっくり観なきゃ損々!…ですよね笑
幕が開いて、いよいよ始まりました!
賑やかなお囃子と共に、阿波おどりの連の皆様がご登場。
この阿波おどり公演、前半は歴史や踊りの変遷を解説しながら本場の踊りを鑑賞します。そして後半には、観客が全員その場に立ち、踊り方を習いながら、最後に会場みんなで一緒に踊るというダンシングタイムがありました。この踊り体験がなかなか面白くて楽しかったんですよね。
私は「阿波踊り」は観るのも踊るのも初めてでしたが、教えてもらった通りに手と足を動かして、それっぽくなりました笑。
阿波踊りは、節も踊りもリズミカルで陽気で、明るい気持ちになりますね。それに足腰を使うから運動にもなります。これを毎年踊っていたら、心身ともに元気が出て健康でいられそうだなぁ…と思いました。
ロープウエイで眉山山頂に登る
さて、2階のホールで阿波おどり実演を観た後は、エレベーターで5階に上がり、ロープウエイ麓駅に向かいました。
ロープウエイは2台。他のお客さんは黄色の先頭ゴンドラに乗り込んでいったけど、いやいや上りの時は、最後尾のゴンドラに乗った方が景色を楽しめるんですよ。
これ、岐阜城の金華山ロープウェイや新穂高ロープウェイに乗った経験から学んだこと。
私の隣にいたミドルエイジっぽい男性が「みんな上のゴンドラに行ったけど、こっちの下の方が景色がよう見えて良いんやで」と連れの彼女に話していたので、私も思わず「そうですよね!こっちが特等席なのにね」と横から共感のお声をかけてしまいました。男性「そやそや。よう見えすぎてちょっと怖いけどな」と笑って応えてくれました。
そうこうしているうちに、山頂駅に到着しました!
さて、時間が押してきたので急がなくては…!
阿波おどりミュージアム
ロープウエイに乗り込み、麓駅(←阿波おどり会館の5階)に戻った私は、急いで同じ建物内の3階に行きました。
そうです。3種セットの残る1種「阿波おどりミュージアム」を観るためです。せっかく買ったチケットだから、しっかり元を取りますわよ!
すごく充実した内容なのに、観客は私だけ。貸し切り状態でした。
時間があれば、もっとじっくり観たかったのですが…。タイムオーバーで泣く泣く退館しました。
今度またここを訪れる時は、3階のミュージアムと1階のお土産コーナーをもっと時間をかけてしっかり見るぞ!…と心に誓ったのでした。
ひょうたん島クルーズへ
さて、急いで鑑賞して阿波おどり会館を後にした私は、次の目的地・ひょうたん島クルーズの船乗り場へと走って向かいました。
何故こんなに慌てているのか?って。それは、クルーズ船の最終便が15時40分出航だから…ですよ。阿波おどり会館を出たのが15時30分過ぎ。あと10分を切っていて焦る焦る…。必死で走りましたよ。久しぶりの猛ダッシュ!
もと来た道を走り続けて新町橋を渡り、橋の下を流れる新町川の河川沿いをまた更に走りました。
ゼーゼー言いながら、やっとこさ乗り場に到着!
受付で400円を支払い、浮きベストを着用して、船に乗り込みました。
お客さんは、アジア系外国人観光客のカップルと一人旅らしき高齢の女性、そして私の合計4人。いざ出発です!
ちなみに「何故、ひょうたん島なの?」というと、徳島市街地の川に囲まれた中州が瓢箪型に見えるところから「ひょうたん島」と呼ばれるようになったそうです。この島を船でぐるりと一周するのが、ひょうたん島クルーズ。
でも、私が乗った時は満潮のため、ひょうたん島を一周することはできず、海の方に出て帰ってくるというコースでした。それでも充分!迫力満点でしたよ。
上は私のInstagram。クルーズ中の動画が入っています。
川から海へ。雄大な風景に、心洗われる気がしました。
私が住んでいる所は山岳地なので「川」と言えば渓流なんですよね。海に近い街のゆったり滔々と流れる大きな川は、私にはとても魅力的です。懐広くて何でも包み込んでくれる温かなイメージがあります。徳島のこの光景がまさにそれ。小さなことにとらわれていないで、もっと大きな心で物事を受け止めていこう…という気持ちになりました。
あっという間の30分間。すごく楽しかったなぁ。
船から下りて、新町川沿いを散策
船は無事、もとの乗り場へと戻りました。
興奮冷めやらぬまま、乗り場を後にしました。徳島のnote友達のおすすめだけあって、メッチャ面白かったなぁ。私もこれ推しますわ!
高速バスに乗り、阿波おどりを踊ってロープウエイに乗り、走って走って周遊船に乗り…と、あちこち行って、いろいろ乗って、とても充実した濃い一日した。
③につづく