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【写真日記】秋の東濃・中津川紀行① 加子母で朴葉寿司をいただく

10月初旬の休日に、夫と中津川市(岐阜県)へ車で出かけてきました。

中津川市とは、岐阜県の東濃地方の南部に位置する市で、長野県や飛騨の下呂市と隣接している町です。

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今回のドライブでは、中津川市内にある某2ヵ所を訪れました。そこは、夫が以前、職場の日帰りバス旅行や出張で訪れて、とても気に入ったスポット(=「また行きたい!」と思った場所)なんだそうです。
さて、どんな場所なんでしょう?私も楽しみです。


飛騨から東濃へ

まずは高山市を脱出!国道41号線をひたすら南下して、お隣の下呂市を目指します。
緊急事態宣言が解除されたこともあり、(下道ですが)結構車が走っていました。

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ちなみに今回のルートは下の通りです。(分かりやすくするために、出発地点は「高山市役所」にしました)
片道約100km、往復で200kmの日帰り旅です。

https://goo.gl/maps/9xJxXsaQaiRaSBDM7

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国道41号線を直進して高山市を抜け、下呂市に入りました。

その後、下呂温泉を通り過ぎたところで、三叉路にぶつかります。

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ここで右折すると、そのまま41号線へ。直進すると、国道257号線に入ります。中津川市を目指す私たちは、真っすぐ進みました。

257号線に入っても、しばらくは川沿いの山裾の道でした。

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(ここで余談🎃)

このお出かけの頃(10月2日)は、まだ全国的にまだ残暑厳しい時で、私は半袖服だったんですよね。しかも暑くて汗かきまくり…(遠い目)。写真を見ると山の緑がまだ青々しています。

しかし、あれからまだ数週間しか経っていないのに、今(10月22日)は寒くて暖房が必要な状態。ダウンベスト着用中ですよ。この寒暖差、何なんでしょうね~😅。風邪を引きそうなギリギリのところで踏ん張っている私です(笑)。

(余談おわり🎃)

道なりに走り続け、集落に出ました。
下呂市の竹原地区です。そこから更に進んで舞台峠ぶたいとうげへ。この峠は、飛騨と東濃を分ける境でもあります。
舞台峠の頂を過ぎたところで、私たちは無事に東濃地方の中津川市へと入りました。

かしも産直市で「朴葉寿司」をいただく

飛騨地方を抜けて東濃地方に入った瞬間、ポンと視界が開けて、広大な大地が目の前に広がりました。飛騨の山並みと比べても、こちらは山が穏やかでやさしい感じがします。

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ここは、中津川市加子母町かしもちょう

平成の町村合併で中津川市になりましたが、昔は加子母村と言われていた地区です。

どこか休憩できる所はないかな?と探していたら、道路の左側で『かしも産直市』という看板が見えてきました。

ここで一休みすることにしました。

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施設の中では、加子母町で採れた農作物や特産品が販売されていました。どれも新鮮でおいしそうです。

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木製品もたくさん並んでいました。

この加子母地区は、昔から林業が盛んで、建築材として良質なひのき材(東濃ひのき)を生産しています。ちなみに、伊勢神宮の式年遷宮で使われる木材は、ここ加子母の国有林にある神宮備林から供給されているそうです。

こうして店内をブラブラ歩いて見ていたら、レジの横にて朴葉寿司ほうばすしが販売されているのを発見!

朴葉寿司とは、岐阜県で作られる「朴の葉っぱで包んだ散らし寿司」のこと。飛騨では初夏の食べ物ですが(朴の葉っぱの収穫時期が初夏なので)、ここでは秋でも作られるんですね。

興味を持ったので、ちょっと試しに買ってみました。

少し早めのお昼ご飯にしましょう。

この施設の裏にベンチがあったので、そこでいただきました。

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加子母では、朴葉寿司を作っている工房が複数あるみたいです。いくつかある中から、この二つをチョイス。

食後のデザートに「ほうじ茶だんご」も買ってみました。(この団子も加子母で作られたものでした)

パッケージを開けると、それぞれに朴葉寿司が三包ずつ入っていたので、夫と分けていただきました。

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(こちらはちょっとピンボケ)

酢飯の上に、甘辛く煮しめた具材が乗っかっている…という、とっても素朴なものなんですが、これが結構おいしいのですよ。

朴の葉っぱをお皿代わりにして、夫と二人で食べ比べました。

具材は飛騨地方で作られるものと微妙に違っていて、面白いなぁと感じました。

※ちなみに、飛騨地方の朴葉寿司の作り方(レシピ)はこちら↓


「あぁ美味しかった❤️」…と、あっという間に完食。

更に、ほうじ茶団子もいただきます~。

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柔らかくてもっちり…。ういろうに似た風味と味わいでした。ほうじ茶の香ばしい香りがふわりとお口の中に広がります。

こちらも美味しかったです。ごちそうさまでした❤️

自然の恵みがいっぱい。都会には無い「豊かさ」を感じました。

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この直産市の建物は、ご覧の通り、内部も外側も全てに木材がふんだんに使われています。

(写真は撮りませんでしたが…)トイレもオール木材でした。

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地元の木材が贅沢に使われた建物。
ウッディさが「木の国・山の国」という雰囲気を醸し出しています。この感じ、すごく良いなぁ~と思いました。

それでは車に乗り込み、これから目的地①を目指します。

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②へつづく


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