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スィーファー
2021年10月2日 18:59
●第17話「マグロ男」7前回の話はこちらから。この後はあまりにも幻滅すること続きだった。違和感どころの騒ぎではない。男は私のロングスカートの腰部分に手を掛けてきた。「これなんかある?」ボタンやホックがあるかを聞いているのだ。腰に巻いてあるリボンの蝶結びを緩めて腰を浮かせて、脱がせやすいようにした。その後、そのままパンツを下ろされた。え、いや、待ってよ。私は「お風呂入りたい」と言ったが、
2021年10月3日 19:37
●第17話「マグロ男」8前回の話はこちらから。さあ、いよいよだなと私は相手の雰囲気を察知した。この時の体勢は私が仰向けで、男が横に座り覆いかぶさるようになっていた。男は私に跨ってきた。ん?いや、それは危なくない?粘膜同士触れ合ってしまわない?「そろそろ行けそうかな?」ああ、確かに電話で話した時、男は自分でEDであると言っていたな。「いや、分からないよ」と私は答えた。初めて会う男のそれが
2021年10月4日 20:07
●第17話「マグロ男」9前回の話はこちらから。私はもう言葉で説明するのが面倒くさくなった。また変な男に体を許してしまった。自分が嫌いになった。隣で横になっている男に背を向けて私は泣いているフリをした。本当に泣きたかった。「嫌われちゃったかな」と呟いている。これで分からないなら相当なクズだ。「とりあえず服着ていい?」私は着てきた服を全て身に纏った。このまま出て行こうかとも思ったが、とっく
2021年10月6日 20:58
●第17話「マグロ男」11前回の話はこちらから。先に目覚めた私は男を起こさないように洗面所に向かい、顔を洗った。ベッドに戻ってもすでに寝付くことはできず、ごそごそしていると男も起きた。そして私の体を弄る。このパターンはあかんよ。1つしかないゴム使っちゃったでしょ。ダメだよ。私は迫ってくる男の手や脚を自分の手で振り払おうとする。その抵抗がよくなかったらしい。攻防を続けていると、「もう我慢
2021年10月8日 19:14
●第17話「マグロ男」12前回の話はこちらから。官能小説であれば、ここからの描写を細かくするのだろうが、これはあくまで私の体験談。私の書きたい部分に焦点を当て、それ以外は流れが分かる程度に省略する。これまでに出会ってきた数々のワンナイト君たちやセフレくん(仮)によって鍛え上げられた百戦錬磨の技を発揮した。手でするのは下手なのだが、口でのテクにはご好評をいただくことが多い。誰にも自慢でき