
【ひとり親世帯】親が入院したら子どもはどうなる?年齢別対処法4選
『もし、私が死んでしまったら、子どもはどうなる…?』
そんな不安は、親なら誰でもあるはず。
でも、死んだときだけではないんだよね。
『もし、入院したら、子どもはどうなる…?』
こんな不安もあったりする。
本当に自分が何かあった時、どうすればいいのか…、なんてことは意外とたくさんあったりする。
ありあふれた不幸だ。
でもその対処法があったら、知りたいって思うよね。
今回は『ひとり親』の人に対する応援記事だよ!
なんで、今回、ひとり親に焦点を当てるのか?
それは、次、書いていこうと思っている記事が『ひとり親』に対する有料記事にしよう!って思っているからなんだよね。
私自身の体験の元、これは知っていてほしい!と思っているコトを書いていく。
える。は、メンバーシップもやっているよ!
自分の子どもに教えているコトを書いてあるよ。
『節約ぷらん。』は初月無料★
是非加入してみてね!
2023年末、私は入院した
さて、体験談。
『2023年末、私は入院した』
期間:6日間
内容:検査入院
場所:大阪市内
家族構成:ひとり親世帯
自分の親:毒親(縁切り)
この情報を踏まえて、話を進めていこう。
---------
2023年の始まり。
私は、強い動悸に襲われた。
動悸。どれくらいすごかったのか?
隣にいる子ども(距離にして50㎝ほど離れた距離)が、
『めっちゃ心臓の音聞こえるで?』
そう、自分でも普通に心臓の音がバクバク聞こえる。
普通にヤバいと思った。
家庭用血圧器で測ったら、240-180。
ありえない数値をたたき出した!
とりあえず、その日は平日。
普通に仕事に行った。
会社について、社長がいたので、少し雑談。
『今日、朝、血圧測ったらら、240-180出てて~』
『今すぐ、病院行けぇ!!』
『あ、じゃあ仕事帰りに行きますんで。』
『仕事帰りじゃなくて、今だ!今!今すぐ行けぇ!』
と、いう流れになり、すぐ行った。
病院に着いた。
受付を済まし、診察で状況を話す。
『紹介状書くんで、大きな病院へ行ってください!』
結構、大事になった。
別の日に、紹介状を持って、大きい病院へ行く。
最初の3か月ほどは経過観察程度で終わったんだけど、
『コレ、精密検査が必要やな…』
と、なった。
約1週間の検査入院であるコトを説明される。
うん、1週間…。
ぶっちゃけ、会社の方は『病院行け!』と言ったくらいだしお休みは取れるであろう。
それは良い。
理解ある職場で良かった。
でも、問題は、子どもだ。
子どもをどうするのか?問題。
検査入院までには時間がある。
必死に調べた。
子どもは当時、中学1年生。
どうしたのか?私。
入院時の金額や保険のことは、またの機会に記事に書くよ!
---------
さて、ここで
大きく分けて、この2パターンがあると思うんだ。
その選択肢は、
・自分の親に頼る。
・自分の親に頼れない。
この2つだね。
自分の親に頼る
そう、ここで、自分の親に頼れる『ひとり親世帯』もいる。
家族の存在はありがたいよね。
頼れるなら、頼ったらいいんだ。
それで完結するね★
おめでとう!
完治するまで安静にしてしっかり回復してね!
---------
でも、世の中には、親や家族に頼れないパターンもある。
絶縁していたり、遠くに住んでいる場合だね。
そんな人はどうすればいいのか?
やっぱり色々悩むと思うんだ。
自分の親に頼れない場合
自分の親に頼れない場合、本気で詰みそうになる。
でも諦めないで欲しい。
そういった人のために一応、サービスはある。
一応。
私は、大阪市在住だから、大阪市を例に出してお話するよ。
この記事を読んでいるアナタの地域にも同じようなサービスがあるかどうか、一度確認してみてね。
内容は、『健常児』を想定して書いてあるよ。
障害をお持ちのお子さまは、当てはまらないのでその点、注意してね。
未就学児の場合
未就学児の場合、結構ある。
子どものショートステイ
未就学児の場合、子どもを預かってくれる施設がある。
とても安心できますね。
大阪市の場合、原則7日間でした。
これなら前回私が入院した場合には利用できそうだな、と思いました。
小学生の場合
グッと選択肢が減る。
どうにかならないものか…。
『小1の壁』という言葉もあるように、小学校に入ればなんでもできる!ということはないのにね。
先ほどの『子どものショートステイ』は基本、未就学児。
小学生になったらどうすればいいのか?
俗にいう『ファミサポ』を利用することになるかな、と思いました。
そして、ひとり親世帯なら、『ひとり親家庭等日常生活支援事業』を利用できるのではないか?と思いました。
こちらを利用すれば、通常のファミサポよりもお値段がお安いですね。

小学生低学年ならとりあえず、ご飯の用意、洗濯などはやってもらうしかないと思います。
この準備だけしてもらって、平日は、自分で起きて、自分で学校へ行って、学童行って。
このあたりまで子ども自身にできるようにしておかないといけませんね。
それから、学童からは、担当者に迎えに来てもらって、食事の用意をしてもらって、という流れならなんとかなるかも?と思いました。
『ウチの子にはできない!』
そうではなく、親が入院してその家からいなくなるのです。
『自分で必要最低限、身の回りのコトができる子』にさせるのです。
しないといけないのです。
もし、親自身が死んだらどうします?
最悪の事態を想定して、育てないといけないのではないかな?と思いました。
この『ひとり親家庭等日常生活支援事業』が使えない場合は、通常の『ファミサポ』になりますね。
でも、子どもを見てもらえるだけありがたいな、と思いました。
中学生の場合
さて、中学生の場合です。
残念ながら、『ファミサポ』を使える年齢ではないのです。
もう、こういった公的サービスがありません!!
完全に詰みます。
1カ月前まで小学生6年生でした。
4月なったので中学生になりました!
この瞬間に、ファミサポのような公的サービスから除外!
『小1の壁』と同レベルの見放された感!
中学生になった瞬間、なんでもできる!って思わないでよ!
義務教育なんだから、なんとかしてよ!と思いました。
高校生の場合
では、高校生の場合。
ここまでくれば、もう、子どもが自分自身でなんとかしてくれるでしょう。
ぶっちゃけ、洗濯も教えたらできるし、ご飯もスーパーやコンビニに行ったら売ってます。
掃除は1週間くらいしなくても生きていける…!
もしかしたら、
『1週間、自由の身だぜぃ★やっほぃ★』
なんて思っているかもしれません。
お金さえ置いておけばなんとかなる年齢。
高校生です。
そういう意味では、高校生。
安心です。
我が家の選択
我が家はどうしたのか?
当時、我が子は中学1年生でした。
児童相談所に繋がる
先ほどの『中学生の場合』のコトを子どもに伝えました。
とりあえず、公的サービスがない、ということを。
一応、そういった窓口に電話で問い合わせをしまくりました。
そこで、とある窓口に繋がりました。
そう、『児童相談所』です。
話の内容はこういったことでした。
私:『ひとり親世帯なんですけど、私が入院しないといけなくなって。
ファミサポとかそういったものは使えないみたいなんですけど、なんとかなりませんかね…?』
児相:『このお電話、児童相談所に繋がっているんですけどね。どうしても、っていうなら、できなくもないんですが…』
私:『おぉ、一応あるにはあるんですね!!』
児相:『はい、一応、あるにはあるんですが…』
児相:『緊急保護という形になりますね』
(。´・ω・)ん?
緊急保護?
なんだ?それは?
ということで、さらに突っ込んで聞く。
私:『あの、緊急保護とは…?』
児相:『お子さまを預かるコトはできるんです。でも、保護なので、預かっている間、学校へ通えなくなってしまいます。そして、家に帰る時も面談して、異常がないか、という事を確認してから家に帰します。そういった流れになってしまうんですけど…。どうします??』
なるほど。
『緊急保護』が必要な子どももいるもんね…。
納得。
家族会議
とりあえず、一応、そういうものがあるコトを確認できた。
その後、家族会議をする。
一連の流れを説明し、子ども自身、どうしたいのか?を聞いてみた。
子どもの要望としては、
・ファミサポみたいに知らない人が家に入るのは嫌。
・学校へは行きたい
・自分が頑張る!
という事で話がついた。
そう、自分で家事をする、という選択だった。
なので、一連の家事のやり方を教えた。
そうだよね。洗濯機も使い方あるもんね。
料理は好きな方なので、自分で作ってもらうことにした。
一応、私自身、作り置きもしておいた。
ご飯も炊ける。パンも買っておいた。
あとは、自分で作る!という事だ。
掃除は、まぁ、1週間放置でも死なない。
私が退院してからやる。
学校へ伝達
そう決まったら、学校へ伝達をする。
やはり、家に一人で居るわけだから、親がいない状態を悟られるわけにはいけない。
でも学校へは伝えた。
『私(親)が1週間入院するので、安全のためクラブはその期間お休みします』と。
入院していることも内密に。と。
学校のことはこれで解決。
ママ友にも頼る
ここで、ママ友にも頼った。
というか、伝えておいた。
そのママ友、お隣さんだからだ。
子ども同士も知っている。
『基本、自分でなんでも家事はできるようにしておいたけど、もし、何かあったら助けて欲しい』と。
だから、そのママ友と子どもはLINEを交換し、連絡しあえる状態にした。
結果、何事もなく、無事、入院1週間終える事ができました。
まとめ
親はずっといるわけではない。
いずれ死ぬ。
それは逃れられない運命だよね。
もし、自分(親)が突然死んだら困るのは子どもだ。
どうすればいいのかは、この記事にまとめているよ。
私の場合、子どもは中学生だった。
それでも、やっぱり家に一人残すのはとても心配だった。
子ども自身も不安だったに違いない。
初めての『一人暮らし』状態。
朝、目覚ましをしていても、二度寝してしまった時もあったようだ。
遅刻はしていないけれど。
なんだかんだで、お互い、良い成長ができたと思っている。
本当は、何もなく、健康でいるのが一番いいのだけどね!
こうやって、我が家は『親の入院』を乗り越えました。
困った時は参考にしてくださいね★
次、ひとり親世帯の記事を書く時は、
『ひとり親世帯の貧困からの脱出』の方法を書くよ。
楽しみに待っていてね★
それでは、皆さま、ごっきげんよー★
いいなと思ったら応援しよう!
