マジカルナンバー
こんにちは、えるあです。
『7という数字が私を悩ませる』
これは記憶について研究したミラーの有名な言葉です。
ミラーの実験によると実験参加者の前で様々な音を奏でたところ
演奏が七つを超えると
それまでの音がどういうものだったか覚えられなくなった
とのことでした。
これは
色の数
でも同じで7色を超えた時、参加者は色の数を認識できなくなったそうです。
これらの実験で
『作業能力』
の人の限界は7ということなのです。
情報は
『長期記憶』
で保存される前に作業記憶で処理されるのですが、この要領は7(プラスマイナス2)だといわれています。
ミラーの考えでは情報の『ビット』と呼ばれる小さな断片を『チャンク』という大きな塊に組み立てていくことで情報は覚えられやすくなるそうです。
この7±2を
マジカルナンバー
と呼んでいます。
マジカルナンバーの使い方で情報伝達能力を大きく発達させられるのですね。
さて今回はここまで、また次回お話しましょう・・・。