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ピラティスインストラクターの一軍ウエアブランド※ルルレモン以外

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こんにちは。副業ピラティスインストラクターのえれなです。
今日はピラティスを行う上で欠かせないウエアについてお話しします。
ピラティスを受ける生徒としては、動きやすい格好であれば正直どのような格好でも問題ないのですが、インストラクターとして指導する際は必ずフィットネスウエアを着用します。クライアントの方は口には出さずとも、インストラクターのウエアを必ず見ていますので、だんだんと自信を持って着用できるウエアだけを選んで着るようになってきました。
インストラクターのような着こなしに憧れて!まずは形から入るタイプ!少しでも快適に動きたい!など、ウエアを購入するきっかけは人それぞれだと思いますが、わたしがインストラクターとしても、いちピラティス実践者としても気に入って着用しているウエアブランドが、どなたかのご参考になれば幸いです。


ピラティスウエアの一軍ブランド

XEXYMIX(ゼクシィミックス)

インストラクター人気ナンバーワンブランドと言っても過言ではないでしょう。
韓国発のフィットネスウエアブランドとして、日本でもかなり人気になってきています。
インストラクターもクライアントもかなりの割合で何かしら着用していることが多いと思われます。

出典:https://www.xexymix.jp

人気の理由はとにかくコスパの良さ!ブラトップ、レギンスそれぞれ5000-6000円程度で購入可能。米国ブランドのスポーツウェアが10000円前後の値段になるのを考えると、かなりお値打ち価格になります。
また、頻繁に2枚買うと1枚が50%OFFになるというようなセールを行いますので。1枚あたりの実質価格はさらにお安くなることもあります。

韓国ブランドでは標準装備の様相がある、腹部正面のVゾーンにかかるフロントシームがなく、食い込みにくいのが安心です。
元々米国ブランドを愛用していたのでフロントシームを気にしたことはなかったのですが、韓国ブランドを着るようになってからはフロントシームのなさが快適で、もう戻れないとさえ感じています。
英語にも、Camel Toe(直訳:ラクダのひづめ)という言葉があります。これはレギンスなどのフロントシームが下腹部に食い込んでしまい、Camel Toeの形に見える…というものです。
どの国でもこの現象は発生することはするようなので、ぜひ米国製品でもこのようなフロントシームを排除したブランドの登場を期待したいところです。

また、韓国ブランドは裏起毛レギンスと言う、レギンスの内部がふわっと毛が立ったような秋冬用のレギンスを販売することがあり、ゼクシィミックスも例年販売しています。
Signature360という通年用レギンスと同じ着圧感で、冬仕様として販売されています。足を入れる瞬間にひやっとすることもなく、かといって暑くなって変な汗をかくこともないので、これが冬場はとにかく頼りになります。
公式店だけでなく楽天市場での展開もあるので、一枚からサクッと買いやすくてポイントがお得なのはありがたいです。

小物は少し割高感があるものもありますが、レギンスの上に被せて着用するニーハイソックスなどは非常にあたたかく、秋冬にレギンスで外出するのに欠かせません。

出典:https://www.xexymix.jp

ファッション性も高く、カラーやデザインの展開が多いので、その人気の割には、人と明らかにかぶってる!ということになりにくいのが嬉しいポイントです。

難点を挙げるなら、お手頃価格ゆえの生地の肉薄さでしょうか。
特にレギンスはラインは綺麗なのですが、生地が相当薄いので、中の下着のラインをはっきりと拾います。シームレスタイプの下着をさらに気を遣いながら着用して、なんとかセーフというところです。
詳しくはインナーについて取り扱った回をぜひお読みください。

ANDAR(アンダール)

韓国フィットネスウエアブランドといえば、前述のゼクシィミックスとこちら、アンダール。価格帯はブラトップ5000−6000円、レギンス単品で8000ー9000円ほど。レギンスは2枚買うと約30%OFFになるまとめ買い値引きを常設していることもあります。
ゼクシィミックスより少し値段が上がりますが、それでも欧米ブランドと比べるとまだやはり買いやすく、バリューがあります。

出典:https://andar-jp.com

個人的にはレギンスが特に気に入っており、ゼクシィミックスのものより個人的には好きです。生地はほどよい厚さがあり、マットな見た目。運動用素材らしさのあるテカリ感が少ないので、高級感を持って見えます。
特にRelair(リレア)というシリーズは、柔らかい素材で作っていてピラティスなどの激しい動作が少ないエクササイズに向いています。
着心地の良さから、一日中レギンスを着て活動するような時にあえて選ぶほど気に入っています。

アンダール自社サイトによると、同ブランドがフロントシームをレギンスから初めて削除したのだとか。今では韓国ブランドでフロントシームを見かけることがなく、当たり前のような仕様になっていますがが、最初は大きな一歩だったのかもしれませんね。
また、レギンスの長さを選ぶことができます。わたしは身長156cmなので8.2分丈という短めを着用しており、とても快適です。アジア人向けに作られたブランドは丈の心配をしなくてよいのが助かります。

出典:https://andar-jp.com

ブラトップもシンプルで着やすいアイテムが揃っていて、インストラクターであれば一枚は持ちたいシンプルな白ブラトップなども手に入ります。
ブラトップに関してはサイズがSサイズからだったり、XSサイズからだったりとものにより色々です。Sで大きかったなというものもあれば、逆にかなりピッタリだったなというときもあります。ポップアップストアが近くにできることがあればぜひ試着してみてください。
以前は楽天市場に出店していましたが、現在は公式店のみでの展開となります。

Yvette(イベット)

あ、そのブランド知ってる!…という方は皆無なのではないでしょうか。
わたしも楽天で偶然発見するまでは知らなかったです。
「ブランド」とまで大きく打ち出していなくても、楽天などでスポーツウエアというのは広く売られており、イベットもまあその一つかなと思っていました。

イベットは欧州発という触れ込みの女性向けフィットネスウエアブランドで、この一点、スポーツブラしか買ったことがないのですが、すでにものすごくお気に入りになっています。

スポーツブラとしては珍しく、通常のブラジャーと同じような機構のバッグホックで止めるタイプです。この機構の特徴としては、ハイサポートであるということです。
ないながらに支えたいという気持ちがあるので、やたら儚い設計の見た目重視のスポーツブラより、よほど安心できます。また、汗をたくさんかいてもホックのおかげで着脱が容易です。ストラップもあるので体型や体調に合わせた細やかな調整も可能になります。

それでいて、サポート力を犠牲にしないバックデザイン仕様になっているので、それもまた好感が持てます。鮮やかな色を選ぶと、トップスからちらりと覗かせたりするのにとても可愛らしくなります。

掲載しているページの商品は約4000円で、非常にお手頃なのも嬉しいポイントです。
本来はボクシングやランニングなどをカバーするようなハイサポート設計ですが、ちょうどよいデザインと機能のバランスがあるので幅広いエクササイズに使うことができます。

LornaJane(ローナジェーン)

オーストラリア発のブランドで、日本未上陸となります。
レギンスは購入したことがなくブラトップだけなのですが、3枚持っていて、結構な頻度で着ています。
オーストラリアドルで、一枚70ー80ドルほど。執筆時点(24年9月)では、日本円換算では7000ー8000円ほどになります。

前述のイベット同様、バックホックのついたハイサポートのブラが多くラインナップされています。
アジア系ブランドでは、スポーツブラといえばホックのないかぶりタイプが一般的なので、ローナジェーンに出会った時はやっと巡り会えた!と感じました。
元々ピラティスを始める前はウエイトトレーニングやボクシングに凝っていたこともあり、その時分に揃えたものですが、まだまだ5年以上も現役で長持ちしています。生地もしっかりしているので、一枚で見せるブラトップとしても、重ね着でインナーとしても、どちらのスタイルにも対応します。

出典:https://www.lornajane.com.au

日本から購入する場合は、シンガポールECサイトで購入し配送をすることになります。
現在所有している3枚は、オーストラリア現地や友人経由で入手したもののため、実際にシンガポールサイトから購入したことはありませんが、シーズンで色々と新しいデザインが出て、特にこれはどうしても欲しい!というものが見つかったらこちらを使用するかもしれません。シンプルな単色のもの以外に出るデザインは毎年変更されています。
24年9月現在、アジア地域の直営実店舗は全て閉鎖されているようですが、セレクトショップのような形式のお店は各地域に少し残っている場合があるようです。

その他試したブランド

おまけですが、上記のほかに着用・試着したことのあるブランドを少しだけコメントしていきます。

CRZYOGA(クレイジーヨガ)

カナダ発ブランド・ルルレモンのDupe(デュープ)ブランドとして米国Amazonで話題になったブランド。
Dupeというのは「安価な類似品」を意味しており、高級なブランドを真似て作った廉価版のことを指します。
工場は中国ということもあってか、日本Amazonでアメリカ本土よりも安く当該商品が売られていたので、ブラトップを買ってみました。
USXSサイズ(日本のSサイズに近い)を買ったのですが、わたしには大きすぎたようです。素材はとろみがあって着心地がよかったのですが、個人的にはもう少しピッタリ感が欲しかったので、残念というところでした。
レギンスも人気なようなのですが、フロントシームが普通に入っているものですので、安いからといって今更このタイプに戻ろうという気にはなっていません。

UNIQLO ※ウエア

24年春夏から、エアリズム素材のポケット付きレギンスが出ており、試着してみました。
質感は滑らかで、ポケットも便利でとても履きやすかったです。多くの人が履きやすい!と思うレギンスだと思います。
わたし個人としては、普段着ならいいかな、という感想です。ユニクロはわたしの好みよりももう少しサポートが優しめです。プロユースとしては何かもうひとおしが欲しいな、と感じますが、初めの一枚としては十分なものだと思います。

Fabletics(ファブレティクス)

ハワイで購入したことのある米国ブランドで、セレブリティが作っているブランドですが、その割にはあまり高くなく、手頃な値段で買えた記憶があります。
ハワイでは水陸両用モデルなども販売しており、サップヨガなどによく使いました。
デザインもどちらかといえば洋服っぽいデザインが多く、ビビットカラーやレースのデザインを使ったアイテムが販売されていました。
日本からはなぜかウェブサイトがブロックされてしまい見ることができないのですが、一番着心地がよくてこれしか着たくない!と絶賛している同僚日本人インストラクターもいるので、見つけた際はぜひ手に取って見てください。

Skullpig(スカルピグ)

香港の店舗で購入した韓国ブランドで、日本語ECサイトやQ10での展開もあります。韓国人友人からおすすめされていたところで店舗に出会って偶然購入に至りました。
夏用のPlaxAirというシリーズと、冬用の裏起毛素材のレギンスを両方購入したのですが、どちらも着心地よく、頻繁に着ています。韓国ブランドの常らしく、薄めの生地感、フロントシームがないという特徴を持ちます。
よく着ているのにメインのところに入れていない理由は、日本語サイトの若干の買いにくさにあります。値段は手頃なので、サポート柔らかめのものが欲しい方はぜひお試しください。

CottonOn(コットンオン)

オーストラリアのブランドで、現地では日本におけるユニクロぐらいの存在感があるという総合衣料ブランド。フィットネスウエアも展開しており、廉価版LornaJaneと言えるようなブランドです。
サポート力や機能性というよりはデザインのニーズを満たしてくれるブランドです。タンクトップやちょっとしたスポーツブラなどを購入して着ています。
オーストラリア以外にも香港などにアジア実店舗があり、試着もできます。

GAPFit(ギャップフィット)

こちらは日本でも展開があります。みんながご存知のGAPの、一部店舗の片隅にひっそりとフィットネスウエアが展開されています。
GAPは米国でAthleta(アスレタ)というスポーツブランドを展開していますが、こちらは日本未上陸です。
GapFitは10年以上日本で展開されており、少しはそのエッセンスを感じるようなアイテムが揃っています。
過去スポーツブラ、レギンスを使用しており、特にレギンスは柔らかく履きやすい生地、ポケット付きのデザインなどに非常に助けられました。
現在も長袖のトップスを愛用しており、正面は普通のTシャツ、後ろがバックシャンデザインで、スポーツブラの背面がチラ見せできるというデザインが気に入っています。
値段は中程度ですが頻繁に店舗限定のセールなどを開催しているので、時期を見極めて購入すれば非常にお得に買うことができます。

おまけ・lululemonを買うのをやめた理由

ここまでお読みになって、あれ、インストラクターなのにルルレモン買わないんだ?と思われた方も多いかもしれません。
スタジオによっては、大袈裟でなくルルレモンを着ている人しかいない!というところもあるぐらいで、インストラクターの中ではやはり人気のブランドです。
わたしも海外で購入したものを実は何点か持っています。しかし最近はあまり着用していません。
ルルレモンは創業者がアジア人差別をしていたという事実があり、特に日本人に対してかなり挑発的な発言をしたことで知られています。
その創業者はすでに会社を追われていますが、今もその差別を起こしかねない傾向は残っているのでは?と感じることが多々あります。
今や日本のみならず、アジアの広範に店舗展開し、実際に多くのアジア人に受け入れられている様子も目にしています。
しかしわざわざ日本人を笑いものにしたブランドを選ぶ理由は、個人的には特にないと考えています。
確かに素材や機能性などは一目置くところもありますが、いちフィットネスウエアとしては高すぎますし、世の中では競争もありますので、常によいプロダクトが作られて続けています。常にこのブランドだけが最良であることはない、と感じるので、今は距離を置く選択をしています。
ブランドを好きな人を否定するつもりはないので、あくまでも個人の意見として捉えていただけますと幸いです。

お気に入りインナーや、好きになるウエアの条件・ポイントについても別の記事でご紹介していますのでぜひご覧ください。


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