粉砂糖には要注意!(笑えるけど笑えない、外国人相方のこわーい勘違いエピソード)
すっごく仕事が忙しくておしゃべりなんてしてる間もないある日、
相方がうれしそうに、
これ今から食べるね、と見せにきた不揃いバウム。
秋の一時帰国でお土産として無印で買ってきたものだった。
見せてくれたお皿には、雪のように白くまんべんなく粉がかかったバウム。
「そのままでも十分甘いのに、粉砂糖かけたの?」
「いやいや、ついてたんだよ小袋で。気が利いてるよね!
コーヒーと一緒にいただくよ。」
「ん?バウム私よくたべるけど、粉砂糖なんてついてたことないよ」
「ついてたよ」
ちょっと、まて。
疑問に思って、自分でまだ持っていた未開封のほかのバウムをみてみた。
「これにはついてないよ、粉砂糖なんて。
てか、まさか、、、この袋のことじゃないよね?」
目についたのは同梱されている防腐剤。でもちゃんと「食べれません」とかいてある。
「覚えてないよ。あー、でもそれかな?」
なんだと!
「Noooooooo! これ。防腐剤だよ??危ないじゃない!!」
「え?わかるわけないじゃん。日本語なんて読めないからね。」
「英語でもかいてあるじゃん、ここに!DO NOT EATて!!」
「いちいちみてないよー」
「みてくれよー!!」
勘弁してくれ。あまりにもこわい自殺行為じゃないか。
いやあ、食べる前に一言声かけてくれてよかった。とんだ命拾いだ。
まあもちろん一口食べたら気づいただろうけど。
漫才のようなやりとりを必死でやったのち、とりあえず仕事に戻った。
後で聞くと、砂糖もどきの危ない防腐剤がこれでもかってくらい容赦なくかかったバウムの上の方はしっかりそぎ落とし、かかってない下の方だけ食べたらしい。やれやれ。
そして食後の感想は。
「美味しかった!」と満面の笑顔。