栄養士を元気にする管理栄養士のサチコです。 褥瘡改善にたんぱく質だけでいいの? について書きたいと思います。 まずは質問です。 たんぱく質の代謝に必要な栄養素は何でしょうか? 答えは、 パントテン酸、 ビタミンB6、B12、 葉酸などのビタミンB群 です。 <パントテン酸> 体が動く時に必要な エネルギー産生に必要な ビタミンです。 パントテン酸が不足すると 疲れが取れない 食欲不振 頭痛 めまい などの症状が出てきます。 さらに悪化すると 激痛が起
栄養士を元気にする 管理栄養士のサチコです。 たんぱく質についての記事も まだ書きたいのですが、 今、取り組んでいる課題に ついて書きたいと思います。 令和3年の介護報酬改定で 四苦八苦している 管理栄養士さんは多いと 思います。 介護報酬改定の主な内容 私もその1人です。 栄養ケアマネジメントの ソフトが入っていおらず 入れる予定があるものの ソフト会社さんから 介護報酬改定に合わせたものは 9月にならないと出来上がらない といわれており、 チーン・・・な状態で
栄養士を元気にする栄養士のサチコです。 前回は、栄養ケアマネジメントに ついてのことを書きました。 栄養ケアマネジメントをしていると、 褥瘡が出来た方に タンパク質強化のゼリーを 付けることがよくあります。 一般的にタンパク質強化のゼリーの タンパク質量は5~6gです。 この、5g前後のタンパク質は 本当に普通の食材では 摂ることができないのでしょうか? たとえば、 絹豆腐100g(1/3~1/4)で タンパク質は約5g 卵50g(約1個)で タンパク質は約6g
栄養士を元気にする栄養士、サチコです。 今日は栄養ケアマネジメントについてお話ししようと思います。 福祉施設では、平成17年より 「栄養ケアマネジメント」が 厚生労働省より導入されました。 栄養ケアマネジメントが 導入された経緯は 以下のようなことです。 タンパク質・エネルギー低栄養状態 (以下「低栄養状態」という.)は, 高齢者施設に入所者の4 割以上にみられ, 要介護高齢者に広がっていると 考えられることから, 施設及び居宅サービスにおいて, 低栄
栄養士を元気にする栄養士、サチコです。 前回の続きです。 その人にとって必要な栄養素をとるために、 「無意識の自我(本当の自分)」の 食べたいものを食べよう! というお話をしました。 じゃぁ、唐揚げが大好きだから唐揚げだけを食べ続けても良いのでしょうか? 過剰な脂肪や砂糖には、麻薬などと同じように脳内麻薬が出るため、中毒になりやすいという研究結果があります。 こちらの2つをご覧ください。 ↓↓↓↓↓ 過食による肥満と麻薬中毒、脳内に同じ変化 米研究 動物
栄養士を元気にする栄養士、サチコです。 健康を保つために、栄養バランスが整った食事を食べよう! と、よく言いますよね? みなさん、 一般的な栄養バランスが整った ではなくて、 自分自身にとって 栄養バランスが整った食事 って、知っていますか? そんなの、身長から標準体重出して、 その標準体重に必要なカロリー出して、 炭水化物60%脂質25%タンパク質15% で、必要な栄養量を出して、 日本人食事摂取基準から、ミネラルやビタミンの必要量を出せば良いんでしょ?
栄養士を元気にする栄養士のサチコです。 さて、みなさま、 栄養 と聞いて思い浮かべることはなんですか? 栄養とは、 生物が体外(外界)から物質を摂取し、 それを体を構成したり、 維持したり、生活活動を行ったりする のに役立たせる現象。 Wikipediaより 私はこの説明を見て、目からウロコでした。 栄養とは現象なんです! 現象とは、 人間の知覚できる、すべてのものごと。人間界や自然界に、形として現れるもの。 (人にとって)見えるもの
みなさま、初めまして! 栄養士を元気にする栄養士のサチコです。 私は20年以上管理栄養士として 働いてきました。 その間に、高齢者が食べられなくなる 様子を見て、自分になにか出来ないかと ST(言語聴覚士)の資格も取得しました。 料理と機能の両面から、 「食べることを」サポートしたいと 思ったからです。 管理栄養士としてST目線で仕事を していくうちに思ったのが、 「今までの常識で栄養管理 をしていたらダメだ」 ということと、 「まずは栄養士が元気に ならなく