営業戦士向け:仕事で心が折れるなら【10個のクセが原因かも】
ちょっとしたことで心が折れちゃう。
それって心のクセが原因かも。
ここでは心のクセを乗り越えるノウハウをお伝えします。
心のクセを知ることで、感情をコントロールすることができるようになります。
自分の心のクセを知ると改善できます。
心が折れるクセとは
心のクセを知るための考え方として「自動思考」と「スキーマ」というものがあります。
・ 自動思考とは、ある状態に置かれたとき、次から次にどんどん自動的に湧き上がってくる思考のこと。
スキーマとは。あなたの基本的な人生観のこと。
スキーマは幼少期の体験や、生まれながらの素質によってつくられます。
なにかしらのショックな出来事がきっかけになって、自動思考が起こる原因になります。
例えば小さい頃に親に怒られてばかりだった人は、「私は何をやってもダメだ。」というスキーマが形成されます。
そんな人は他人のちょっとした態度や表情を敏感に察知して、小さい頃に形成したスキーマがよみがえり、自動思考が起こり、クセが強化されてしまいます。
主なクセは以下の10パターン。
100 or 0 思考
100%できたか、0%だったか。 白か黒か、ハッキリ評価してしまう思考のこと。 両極端の思考は完璧主義の人に多い傾向です。
[例] あそこもうちょとうなくできたなぁ。完全に失敗だ・・・。
「いつも」思考
何かひとつでも思い通りにならないことがあると、それがいつもそうであると思ってしまう思考のこと。
[例]今日も上司の機嫌が悪かった。
いつも彼は機嫌が悪い。
また新規獲得できなかった。いつも受注できない。営業向いてないのかも・・・。
心のサングラス思考
心にフィルターがかかっている状態。
他のうまくいったことは全て無視し、ひとつの悪かったできことばかりに注目してしまう思考のこと。
[例] ほとんどの人から褒められて賛同されている企画なのに、一部の人からのささいな悪い評価ばかり気になって、頭から離れない状態。
マイナス化思考
良いできごとやなんでもないことなのに、悪い方向にすり替えてしまう思考のこと。
[例] たまたまプレゼンが通ったけど、私にそんな能力があるわけない。これはまぐれに決まってる。
早とちり思考
なんの根拠もないのに、結論を出してしまう思考。
・心の読み過ぎや、先読みの誤り(あやまり)など。
うつ病はこのような思考になりがちなのでご注意を。
[例] ・上司がたまたま他のことに気を取られていただけなのに 「上司は話をちゃんと聞いてくれない。私のことがキライなんだ。会社にとってもいらない存在なんだ。」
・ちょっと風邪をこじらせただけなのに 「きっと重い病気に違いない。もう元気になれないんだ・・・。」
双眼鏡のトリック思考
自分の失敗や短所が、双眼鏡でのぞいたときのように大きく大げさに見えてしまう思考のこと。 [例] ほぼ成功したプレゼンなのに「あいさつで噛んでしまった。もうこれで評価はガタ落ちだ。」
感情的な決めつけ思考
根拠がないのに、一時的な感情だけで悪い方に決めつけて、現実にもそうなってしなうと信じてしまう思考のこと。
[例] この車掌は運転が下手だ。きっと事故を起こしてアポの時間にも遅刻してしまうに違いない。」
「〜すべき」思考
物事を「すべき」か「すべきでないか」で考えてしまう思考のこと。
ストレス状態になりやすく、頭でっかちになりがち。
[例]「男なんだから、おごるべきでしょ」
「上司はいつも冷静であるべき。」
レッテル思考
ささいなミスを理由に、あたかも「自分はダメなんだ」と全否定的な自分像を作ってしまう思考のこと。
[例] 「私はやっぱりダメなやつなんだ。」
悲劇のヒロイン思考
自分に責任がない場面でも、自分のせいにしてしまう思考のこと。
[例] 社長に怒られている上司を見て「私がダメな部下だからだ。社長に怒られているのは全部私のせいだ。」
心が折れるクセも治せる
当てはまる心のクセはありましたか?
クセに気がつけば治せます。
気づくことができれば、あとは呼吸に気をつけるだけ。
心のクセに傾いているときは、呼吸が浅く短くなって緊張状態になっています。
まずは深〜くゆっくりした呼吸を繰り返してください。
徐々に緊張がとけて、リラックスしてきます。
リラックスすると心がフラットに戻りやすくなるので、クセも治ってきます。 呼吸でクセを治しましょう。
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