日本にてテレビを付けると、大抵のチャンネルではお料理番組が放映されている印象を受ける。
そして、レポーターの方々は決まって、「え、何これ?今までに味わったことの無い味」、「美味しすぎる―」、「死んでもいいー」、などと料理の味を描写しなければならない。ここでは語彙と表現力の豊富さも問われる。
それがたとえ、その日の十件目のレストラン訪問であっても、丑の刻であっても、食傷気味であっても、である。さすがプロ、とは称賛するも、決して彼らの胃には良くないであろう、と案ずる自分も居る。
ある日、そのようなテレビ番組で、販売数が世界一であるというメロンパンが紹介されていた。メロンが特別に好きというわけでもないが、メロンの生産量では高順位(茨城、北海道、熊本、山形、青森、愛知…)に入っていない神奈川県が何故メロンパンを、と好奇心に負け、くだんのサービスエリアを訪問をしてみることにした。
ご訪問有難う御座いました。
好奇心に負け、ふたたび「世界一」を訪問してしまいました。こちらのメロンパンを召しあがった方はいらっしゃいますか?