自殺願望、希死念慮、死にたいと思うのは何故か？

題名の件について、自分の場合は、というのをつらつら書いてみようと思います。

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私にはずっと希死念慮があります。
遡ると多分、中学生頃からあります。

今ここに、
「人生を続ける」or「EXIT（ここでやめる）」のボタンが２つあるとして。皆さんこのどちらかを選んでくださいね！って言われたら間違いなく後者を選ぶと思います。
私にとっての自殺願望、希死念慮ってそんな感じです。案外、同じ選択をする人は多いんじゃないでしょうか。

でも現実問題、私が死んだら家族が悲しみます。私の大切な人が悲しみます。
それに賃貸だから簡単に家で首つりもできない。飛び降りなんてもっての外、そんな勇気はない。他の自殺方法も色々調べてみたけれど、失敗したときの後遺症とか怖そう。安楽死できる飲み薬とかあったらすぐにでも飲みたいのにな。

そんなこんなで、実際に死ぬのはタイヘンだしオオゴトになるので死んでないだけです。
それに自殺してすぐ幽界にあがれるかも分からないから今より苦しい状態が続く可能性もあります。地縛霊になっちゃったり。

※自殺者の死後については色々語られていますが、書籍だと『死は終わりではない』（エリック・メドフス著）が結構面白かったです。現在は絶版らしく、こちらのブログで詳細に取り上げられているので興味あれば読んでみてください。

自殺したい、死にたいっていうと、そう思ったことがない人からすれば、何か決定的な原因があると思われがちだと思います。
イジメ、家庭環境(毒親･虐待など)、仕事、パートナー(DVなど)････

ですが、私の場合はわりと全てにおいて恵まれているんです。
家族・親には本当に大切に育てられてきた。
一応、好きなことを仕事にもできた(占い)。
ものすごく自分のことを愛してくれるソウルメイトもいる。
住んでいる賃貸の部屋も築浅でめちゃくちゃ綺麗。
仕事で移り住んだこの町も気に入っている。

だけど、それでも死にたいと思ってしまう。

何でかなって考えた時に、シンプルに私は、”自分の情動をコントロールするのが極めて下手”、なんだなって思います。
例えば好きな人と手をつないでデートしている時とか、友達と飲み会でワイワイしている時に死にたいな、とは思わないわけです。
そういう時って何を感じているか？
安心感や、大好き！って気持ちだったり、楽しいって気持ちだったり。
そんなときは自分らしくあれて、自分のことが好きで、自分って素敵だなって思える。

逆に死にたいと思うとき。
上記のタイミング以外のすべての瞬間でしょうか(？)
常に、孤独感、寂しさ、人生への絶望、閉塞感、退屈、ありとあらゆる負の感情に支配されている。
ずっと苦しいみたいな感じです。この言葉って死にたいと思ったことがない人に伝わるんでしょうか。

ちなみに今はマシなのですが、私は20歳前後で双極性障害のような症状が強くありました。躁状態のあとに鬱状態になって理由もないのにずっと泣いていたりしていました。だからもしかして基本的に今も抑うつみたいな状態が続いているのかもしれないです。

私って、精神的に自分で自分を保つことができないんだなって。
常にネガティブな感情を感じ、孤独感に苛まれている。
生きているのが、存在しているのが苦しい。
この世のありとあらゆる負の感情。
孤独、嫉妬、退屈、絶望、惨め、心配、憎しみ、後悔。
こんなものをずっと感じて生きていくなんて、死にたいと感じるに決まっている。

私の目標は、自律的に心の平安を感じられるようになることです。
そうならないと、ずっと私は死にたいままだなって。

そもそもどうしてそういったネガティブな感情を感じてしまうのか？
もとを辿れば感性が繊細すぎる、というか、弱すぎる。のかもしれません。
今の仕事(占い)もそうですが、感性を活かすこと、例えば、歌うとかファッションとか料理とか写真を撮ることとか、は好きだし得意です。
自分自身、センスは良いほうだと思ってます。
子供の頃は絵を描くことも大好きだった。常に妄想･空想に浸って楽しんでいて、一人で家の裏の土手に遊びにでて自然と一体化するのも好きだった。

心がとてもキレイな人間だったと思います(過去形)。
でも皮肉なことに、感性が良かったりする人間は往々にして自分の感性を活かす方法が分からずに、ネガティブに影響することが多い気がします。
仮説ですが、感性がいい人の場合、プラスの感情もネガティブな感情も人より深く感じてしまうとか、ロジカルシンキングが苦手で問題解決がしにくいだとか、人に理解されにくいことから孤独感を感じやすいとか、自分の特質を活かした仕事に就きにくいといった理由があって自殺につながりやすいかもしれません。書いていてこれMBTIのINFPにあるあるな気がしてきた。
自分の感性をプラスに活かせないと、結果的に、自分の感性に殺されてしまう。

もちろん、全員がそういう理由で死んでいくわけではないと思うし、
自分自身も、それ以外の理由もあるのだと思います。
なぜ死にたいと思うのか？についてはもっと深堀りしたいところです。

あんまり好きじゃなくて読んでなかったのですが、いわゆる繊細さん、関連の本とかも今後読んでみたら役に立つのかもな～。