中小企業診断士実務補習 第3クール2日目
おいしいカレーの作り方。おいしくなれと念じてひたすらこれから1週間、じっくり煮込む。
1社目。倒産寸前。清算前に起死回生のアイディアを求める。(指導員 哲学者)
2社目。M&Aを後悔する前社長。内輪もめ。(指導員 システマティック)
3社目。老舗ブランドの若社長。コア事業は前社長に任せっぱなしで、自分の事業や新事業について夢を語るチャレンジャー。(指導員 バランス型)
よくもまあ多種多様な会社と指導員を準備したものだ。
窮屈から開放された方がリーダーシップを発揮する。まるで別人。場を回すのが上手。議論が進む。
組織の条件。①共通目的、②貢献意欲、③コミュニケーション。がそろっているので、指導員も置いてけぼり。
若社長の地域貢献意欲や、新規事業についての夢物語にほだされた我々。斜陽化産業とはいえ会社を支えているのは間違いなく老舗ブランド。
「コア事業はやめてもいいと思っている。」とおっしゃいますが、「貴方から老舗ブランドをとったら何が残るの?勘違いしてませんか?」
たしかにやり手ではあるが、それは老舗ブランド力ありき。
「コア事業の衰退を放置してはいけません。あなたが社長でしょ?責任持ちましょう」と冷静に伝えなければならない。
スパイスの入ってないカレーを提供することはできない。プロ(仮)としては。
午前中いっぱいをかけて出した結論。
後は、スパイスの量の問題。甘口~激辛。
シェフによって具材もスパイスも異なる。
果たして、インターバル期間中にメンバーはどんなカレーを仕込んでくるのか。
出来上がりが楽しみです。
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