児童発達支援 「えほんの木 相生山」

名古屋市にある医療的ケア児対応の児童発達支援事業所「えほんの木」です。 「動ける医療的…

児童発達支援 「えほんの木 相生山」

名古屋市にある医療的ケア児対応の児童発達支援事業所「えほんの木」です。 「動ける医療的ケア児」が他の子どもたちと共に成長できる居場所を提供し、「やりたい!」「できた!」を通じて子どもの素敵な力を引き出すことを目標としています。 https://ehonnoki-group.jp/

最近の記事

えほんの木が描く未来の取り組み

■にじいろ医療的ケア児支援センターとの意見交換会 ■これまで解説してきた「医療的ケア児支援法」の意義や背景を踏まえ、先日プレスリリースでも発表された「にじいろ医療的ケア児支援センターとの意見交換会」の様子をお届けします。この意見交換会では、医療的ケア児支援の現状と今後の課題について活発な議論が行われました。そこでの議論を踏まえ、えほんの木が未来に向けた支援体制をどのように強化し、地域と連携して取り組んでいくかを紹介します。 プレスリリース はこちら:https://pres

    • 医療的ケア児支援法がもたらす未来

      医療的ケア児支援法の未来展望 医療的ケア児支援法の成立によって、これからどのような未来が待っているのでしょうか。この法律は、医療的ケア児とその家族の生活を大きく変えるための基盤を整え、医療と福祉、教育が一体となった支援体制を実現するための重要なステップです。以下に、この法がもたらす未来をいくつかの視点で解説します。 地域全体での支援体制の充実 今後、地域社会全体で医療的ケア児を支えるための取り組みが一層進んでいくと予測されています。自治体や医療機関、福祉施設、教育機関が密接

      • 医療的ケア児支援法成立の背景と重要性

        医療的ケア児支援法が成立した背景には、医療技術の進歩による命の救済と、その後の支援体制の課題が深く関わっています。この法律は、医療的ケアが必要な子どもたちとそのご家族が安心して生活を送るために、社会全体で支援する仕組みを作る大きな役割を果たしています。ここでは、その背景や意義について詳しく見ていきます。 1. 医療技術の進歩と支援体制の遅れ NICU(新生児集中治療室)での医療技術の進歩により、これまで救うことが難しかった命が救われるようになりました。しかし、救命後のケア

        • 医療的ケア児支援法で提供される具体的な支援

          医療的ケア児支援法がもたらす具体的なサポート 医療的ケア児支援法が制定されたことで、医療的ケアが必要な子どもたちとそのご家族が受けられる具体的なサポートが大きく進展しました。以下に、その主な内容をご紹介します。 1. 教育機関での支援体制の整備 医療的ケア児支援法により、保育所や幼稚園、小学校などで医療的ケア児が安心して通える環境が整備されました。特に看護師や保健師が常駐する施設が増え、医療的ケアが必要な子どもたちが教育を受ける際のサポートが充実しています。 2. 地

        えほんの木が描く未来の取り組み

          医療的ケア児支援法とは?

          医療的ケア児支援法とは? 医療的ケア児支援法は、医療的ケアが必要な子どもたちとその家族を支援するために定められた法律です。国や地方自治体が、その支援を行う責任を明文化した初の法律で、家族の負担軽減や子どもたちの健やかな成長を目指しています。 医療的ケア児支援法が成立したのは2021年6月4日で、同年9月18日に施行されました。 詳しくはこちらの公式サイトで確認できます: 厚生労働省 医療的ケア児支援法についての詳細 https://www.mhlw.go.jp/conten

          医療的ケア児とは?

          医療的ケア児とは、日常的に医療的処置を必要とする子どもたちのことです。医療が必要だからといって、特別な存在ではなく、彼らも私たちと同じように当たり前の生活を送り、経験を積む権利を持っています。 基本的な情報については、こちらの全国医療的ケア児者支援協議会をご覧ください。信頼できる情報源から、医療的ケア児に関する最新の知識や支援体制について詳しく知ることができます。 当事業所「えほんの木」は、特に“動ける医療的ケア児”が、日常生活をより楽しみながら安心して過ごせる新たな居場

          インタビュー #005 児童指導員 まゆみさん

          「児童発達支援 えほんの木 相生山」(以下、「えほんの木」)開設1周年を記念したスタッフインタビュー企画、5人目はまゆみさんです。 児童養護施設で働いていたというまゆみさんに、転職のきっかけや日々の業務で大切にしていることなどを聞きました。 他の4名のインタビューはこちら さっそくですが、これまでの経歴と「えほんの木」に来たきっかけを教えてください。大学では福祉を学びました。その後、実習で児童養護施設に行ったことをきっかけに、児童養護施設に就職し、8年ほど働きました。施設

          インタビュー #005 児童指導員 まゆみさん

          インタビュー #004 看護師グループリーダー 守田さん

          「児童発達支援 えほんの木 相生山」(以下、「えほんの木」)、開設1周年を記念したスタッフインタビュー企画、4人目は看護師グループのリーダー、守田さんです。 医療現場での経験が長い守田さんが、保育園を経て「えほんの木」に来ることになったきっかけや、「えほんの木」での嬉しかったエピソードについて聞きました。 さっそくですが、これまでの経歴を教えてください。「えほんの木」に来る前は1年半ほど保育士として保育園で働いていました。ただ、看護師歴の方がずっと長いです。父の見舞いで病

          インタビュー #004 看護師グループリーダー 守田さん

          インタビュー #003 専門職グループリーダー もえさん

          「児童発達支援 えほんの木 相生山」(以下、「えほんの木」)、開設1周年を記念したスタッフインタビュー企画、3人目は公認心理師のもえさんです。さまざまな資格を持ったスタッフが集まる「えほんの木」で、個別療育を行う専門職グループのリーダーとして他の専門職と連携するもえさん。心理士としての役割や専門分野、そして仕事のやりがいについてお聞きしました。 「えほんの木」での役割について教えてください。心理士として週4日ほど勤務しています。保育士さんたちと一緒に現場に入りながら、発達心

          インタビュー #003 専門職グループリーダー もえさん

          インタビュー #002 保育士グループリーダー なるさん

          「児童発達支援 えほんの木 相生山」(以下、「えほんの木」)開設1周年を記念したスタッフインタビュー企画、2人目は保育士グループのリーダーと各職種を統括する現場リーダーを任されることになったなるさんです。 社会福祉士と介護福祉士に加え、保育士の資格も持っているなるさんはどのような想いで支援に向き合っているのでしょうか。 1人目のインタビューはこちら さっそくですが、これまでの経歴を教えてください。大学卒業後、障害分野の社会福祉法人で働き始めました。最初の1〜2年目は生活

          インタビュー #002 保育士グループリーダー なるさん

          インタビュー #001 管理者 兼 児童発達支援管理責任者 なみさん

          インタビュー企画、始まります! 2024年2月に設立1周年を迎えた「児童発達支援 えほんの木 相生山」(以下、「えほんの木」)では、利用者さまや利用を検討されている方、求人への応募を考えている方に向けて、スタッフへのインタビュー企画を始めます。 インタビューを通じてどのようなスタッフが、どのような想いで運営に携わっているかを紹介できればと思っています。 記念すべき1人目は、管理者 兼 児童発達支援管理責任者のなみさんです。 もともとは大人の方向けのデイサービスで働いて

          インタビュー #001 管理者 兼 児童発達支援管理責任者 なみさん