山口拓郎さんが書いた文章術系本を読んでのまとめ
山口拓郎さんの著書を合計4冊を読みました。
参考にしたいなーと思ったところを自分なりに例えを織り交ぜながら、紹介してみます。
切り口を工夫する。(独自の切り口があるからこそ、あなたが書く意味がある。)
確かにそうですよね。
書く人によってそれぞれの切り口があるはず。
例えば、チャーハンについて記事を書く場合、どのような切り口があるかというと
チャーハンについて
・お母さんが作ってくれたチャーハンについて
・餃子の王将とバーミヤンのチャーハンはどちらがおいしいか
・血糖値の上昇について他の料理と比べてみた
・コストパフォーマンスを丸亀製麺と比較してみた
・自炊するときの材料は?
など、いろいろ浮かんできます。
あなただからこその切り口が大切ということです。
読み手にどのような行動を起こしてほしいかを明確にする。
例えば、チャーハンについての記事を書くことでどのような行動を起こしてほしいか。
・いつも料理を作ってくれるお母さんにありがとうという感謝の気持ちを持ってほしい。
・おすすめしたお店に立ち寄ってほしい。
・穴場のお店、おすすめ店をわたしにも教えてほしい。
・安いお店を伝えることで、節約に一役買いたい。
・自炊の喜びを知って、みんなにも作ってほしい。
どのような行動を起こしてほしいかという最終目的を決めることで、書く記事がはっきり明確になりそうです。
そして、相手の起こしてほしい行動、相手の反応を決めることはビジネスでも応用可能とのことです。
実際に、著者は相手の反応を決めるようになって、企画が9割以上採用されるようになったそう。
例えば、こういうことだと思います。
・してほしい反応:お客様が「それは便利だね。ひとつください。」という反応し、商品を買ってもらえる。
・してほしい反応:イベント案内を見た人が「楽しそうですねー」と反応し、その場で参加を表明する。
また、文法についても参考になりました。
主語と述語を近づける。
NG例 伊藤先生はスマートフォンが生徒たちが話し合っているときに鳴ったのを聞き逃さなかった。
OK例 生徒たちが話し合っているときにスマートフォンが鳴ったのを伊藤先生は聞き逃さなかった。
修飾語と被修飾語を近づける。
NG例「新しい」「会員向けの」「A社で開発された」サービスです。
OK例「A社で開発された」「会員向けの」「新しい」サービスです。
ポイント:
節(1個以上の述語)を含む修飾語→句の順番
長い修飾語→短い修飾語
文章を書いていくと、自分が書きたいことがよくわからなくなって、迷路に迷い込んでしまうことがあります。
今回読んだ本に書かれていた「相手の反応を決める」というのは、軸がぶれることを減らしてくれることになると思いました。
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