EFF(Educators for Future Japan)は、子どもたちや生徒たちと日々向き合う教育者が気候危機を考え、行動するためのコミュニティです。 どんな方が参加できるか? ・教育現場で気候変動について話したり行動したい ・学び行動する仲間に出会いたい ・教育者としてできることを探したい ・気候変動を自分の実践に取り入れたい このように教育者として子どもたちや生徒たちの未来に責任をもとうとしている人たちとともにこのコミュニティを一緒につくっていきたいです。
前回の記事に引き続き、気候不安に焦点を当てた「第2回オンライン勉強会」において、気候不安の対処法を学びながら、教育に何ができるかを考えました。教育現場で働く参加者、子育てをする参加者、教育に関心がある参加者等、「気候変動 X 教育」を軸に新たな重要な対話の場が生まれています。 “気候不安” の対処法残念ながら、気候変動がこれだけ深刻化する中で解決策はないかもしれませんが、いくつかの対処法は示されています。 ELEMINISTには、①自然の中で過ごして癒しの時間をもつこと、
第2回オンライン勉強会では、「気候不安」の定義・現状を共有してから、参加者同士がそれぞれの気候不安の経験を共有し、教育現場や家庭での課題について議論しました。気候変動による不安とその心理的影響に対し、大人として子どもにどう寄り添い支援できるか、教育に何ができるかを考える機会となりました。 “気候不安” とは・急速に進行する地球温暖化や環境破壊などの変化に反応して高まる感情的、精神的、身体的苦痛(Climate Psychology Alliance, 2020) ・将来起
第1回目のオンライン勉強会では、セヴァン・スズキさん(1992年、当時12歳)とグレタ・トゥンベリさん(2019年、当時16歳)のスピーチから、教育者として何ができるか、教育に何が求められているかを探究しました。今回も参加者の皆さまと出会い、率直な意見交換をできたことに感謝しています。 🍃セヴァン・スズキさんのスピーチ(1992.6) リオ・デ・ジャネイロで行われた地球環境サミットでのセヴァンさんの力強いスピーチを、参加者みんなで視聴しました。参加者からは、当時のセヴァンさ
8月23日に、EFFのキックオフ・ミーティングを実施することができました👏 私たちの想いをお伝えできた喜びと同時に、参加者それぞれが見たい未来や葛藤を言葉にしてくださったことで、「つながる強さ」も感じることができました。参加者と一緒に考えたテーマと出た意見を共有したく、その一部をご紹介させていただきます。 Q. 気候変動を考えるうえで、教育がなぜ大切か。 教育に気候変動を扱う機会がないために、若者の関心が薄いのではないか。だからこそ、直近のニュースを提示して子どもたち
地球温暖化と学校 地球温暖化の影響で、夏がより暑く、長くなっています。 学校現場では、 暑すぎてエアコンが効かない、 プールも中止、 校庭遊びも中止、 外体育も中止、 そして熱中症による悲しい死亡事故まで起きています。 気候危機 地球温暖化の原因は人間活動によるものです (IPCC報告書より)。 産業革命以降1.5℃上がった場合、2℃上がった場合、3℃上がった場合、 たった0.5℃ずつの違いですが、 下記図の通りその被害の規模は大違いです。 なので、これまで、科学