紫陽花の花が好き。
僕の住む東京でも花期ともなると、家の軒先、お店の前、学校の校庭、団地の花壇、道端、公園、線路脇等々できれいな花を咲かせてくれる。
普段はあまり気づかないけれど、花が咲くと紫陽花がとても身近な存在であることを実感する。
今年もたくさんのステキな紫陽花たちに出会うことができた。
そのステキな紫陽花との出会いを「写真」として仕舞い込んだものをご紹介したい。
「クロスプロセス」で残す
普段メインで使用しているPentaxのデジタル一眼には「カスタムイメージ」が搭載されている。
僕はJPEGオンリーなのでこのカスタムイメージを使用して撮影している。
今年はカスタムイメージ「クロスプロセス」を多用した。
これ、初期設定では毎回仕上げのパラメーターが変わる仕組みとなっている。その数は100以上だそう。
撮影の都度ランダムに変わるため、どんな仕上がりになるかは撮影してみないとわからない。これがフィルム撮影と似た感覚でとっても楽しい。
もっとも、その仕上がりは多彩なだけに、時に出てきた結果に「うわっ!」なんて声が出てしまうこともあるけどね笑。
先日、毎回微妙に異なる仕上がりからグリーン系で少し青みが乗った色に出会うことができた。
カメラには気にいった仕上がりがあれば3つまでプリセットすることができる機能がある。
そこで、これをお気に入りとしてプリセット。
なんだか嬉しくなり笑、ここのところクロスプロセスではこの”お気に入りプリセット”ばかり選択して撮っている。
まずはそのプリセットしたもので撮ったものをご覧いただく。
もちろん、デフォルトのランダムによる「クロスプロセス」も使っている。
仕上がりはどこか懐かしい色であったり、ちょっと不思議な色合いだったり。
「銀残し」で残す
僕の好きなPentaxカスタムイメージ「銀残し」。調色する色を変えることで表現される色合いが微妙に変化する。紫陽花の撮影では、主にシアンを選択している。
デジタルカメラとしてはPentaxより前から使用していたCanon Eos Kiss X2。こちらに搭載されている「ピクチャースタイル」に銀残しはないが、最近似たようなものをカスタマイズしてみた。
もともとCanonは派手で鮮やかな色あいが特徴。それに対してカスタマイズしたものは正反対の少し渋く暗い色合い。
けして万能ではないかもしれないけれど、日陰の場所や日差しが少ないときに自分が感じたものを残すために使えそう。
東京では紫陽花の花期もそろそろ終わり。
また来年もステキな紫陽花との出会いを期待して、このあたりでおしまい。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。