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初動コミット量は、その後のわたしたちを助けてくれるのかもしれない
いろんな方に毎月数十人インタビューしていると、毎日が学びの連続になる。
心に残る話をしてくださった方が数多くいる中で、最近よく思い出すのが、ある大学生に教えてもらった話なの。
かくしごとの、学生エディター・守屋さん。
タイトルにも設定させていただいた「興味をもって飛び込んだ先ではまず、量も質も全力でコミットしようと決めています」という内容のお話はわたしは彼女に初めて教わった考え方だったはず。
たしかに、初動でその人の、モノののイメージは、大きく変わる。
先月から、新しくボーイズグループのライブに通い始めた。
コンサートや舞台などのエンターテインメントの現場には平均よりずっと多く通ってきた方だとは思うけれど、それでもやっぱり知らない界隈に足を踏み入れるのは緊張する。
初回は自分の「好きかも」が本当かどうか試すつもりで、えいっと勢いで飛び込んだ。
そこからまだ20日ほどしか経っていないが、今数えたところ7回ライブに行っているらしい。我ながら一体どんな頻度よ。笑
でもそのおかげで、画面の向こうで憧れていた子が応援していることを知ってくれて、続けてきていることも分かってくれて、何回目からか告げずとも名前を呼んでくれて。期間的にはあまりに短すぎる中で、きちんと何かを積み上げられている感を得られている。
おかげで、急勾配の長い坂を一気に転がり落ちることができている。沼に落ちるときって、落ちていっている瞬間がきっと一番楽しいよねぇ。遊園地の絶叫マシーンと同じだよきっと。
初動の影響は、もちろん趣味に限ったことではない。
フリーランスなので、インタビューやライティングのお仕事で新しいクライアントさんとの出会いには事欠かない。
あるクライアントさんは、最初の記事を即日提出できたことで(この人すごいできるライターなんだ…!)と思ってくださったとのこと。その後も事ある毎に声をかけてくださって、楽しくお仕事させていただいている。
ファンづくりのお手伝いをすることがわたしがお渡しできる価値なので、爆速で出せたのはたまたまタイミングが良かっただけでして。普段、あまりに短納期で提出しなければいけないお仕事だと泣く泣くお断りしている程、重視するポイントがスピードなら他の方がおすすめです! という感じ。
その後いくつかさせていただいたお仕事は、ライターとして飛び抜けてすごい記事を書けた!という認識もないし、その後も即日対応を続けているなんてこともない。
それでも初回の印象で、今も続けて気持ちよくお仕事させていただけているから感謝しかない。いつもお世話になり本当にありがとうございます。
ライブに7回足を運んでいる人はまあまあなかなかのファンではあると思うけれど、それが半年で7回のペースだったら絶対にこうはなっていなかったはず。もちろんすごいのは向こうの記憶力とファン一人ずつへの配慮があってこそだと心得てはいますとも。
仕事の即日提出も、5回目の案件でしていたとしたらプラスに評価をしてくださるとは思うけれど、きっと今のようにはなっていない。
最初ってまずは様子見から始めてしまいがち。
みんなはどんな風に動いているんだろう。変に目立った動きをして、目をつけられてしまっても嫌だしなぁ。
わたし自身、そういう思いの方が強くて、新しい場所で頑張りたい気持ちがあったとしてもいかに目立たずに溶け込むかを重視してきた場所のほうがずっと多い。
でも、初動コミット量を上げた方がずっとずっとお得だと学んでしまった。
今後も出る杭になることを怖がらず、初動頑張っていきたいなぁと思っている所存。だってもし失敗したとしても、「ごめーん新人だからわからなかったー★」で許されてしまう期間なんだから。
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