人を動かす人になれ!明日からできる、部下へのアプローチ2選を紹介!
「部下が思ったように、動いてくれない。」
そんな悩みを抱える人は、多い。
僕もその1人だ。
いや、そもそも“部下が思ったように動かない”
なんて、傲慢かもしれない。
本日は、
「すぐやる、必ずやる、できるまでやる。」
で、有名なかの日本電産社長永森氏の著作。
『人を動かす人になれ!』
明日からできる部下との関わり方2選を厳選した。
本日のnoteを通じで、
あなたと部下の関係性が、少しでも上向く。
そんなことに貢献できたら、幸いだ。
■部下との関係。
「どうも、やる気が感じられない。」
入社3年目の、大森くん。
今期から、うちの部署に配属され、上司として育成する立場になった。
たしかに、仕事はこなしてくれるが、所々に妥協が見られる。
3年目の惰性。
前期の部署では仕事に慣れてしまって、入社時のやる気が失われているということで、今期うちの部署に異動。
潜在能力は高いので、なんとかやる気を引き出したい。
毎週面談して、仕事の進捗を確認。
面談のタイミングで、仕事の指導を実施。
メンターには、部署内でもっと信頼できる人物を配置
やれることは、いろいろ試しいるがどうも仕事に対して前のめりにならない。
だからこそ、こっちも期待値が下がってしまい、
面談も動機付けよりか、フィードバックの方が多くなってきた。
「彼は、厳しいかしれない。」
これだけやれることは、やっているんだ。
オレのせいじゃ、ない。
本当に?
本当に、それはあなたのせいじゃないの?
■もっとも、冷静な評価者。
あなたのことを、もっとも身近で冷静に、ある意味冷徹に評価している人は、誰か。
部下だ。
奥さん・旦那さんも、もしかしたらそうかもしれないが、信頼や愛情がある。
心はホットに、頭はクールに。
と、なり得る。
でも、部下はそうはいかない。
部下は、
心がクールなら、頭もクールになる。
上司になると生まれる最も大きな勘違いは、
ここ。
あなたが部下を評価するだけでなく、部下もあなたを評価しているということ。
部下は、上司を映す鏡。
あなたが部下に対して不満を持っているときは、
部下もあなたに対して不満を持っているときだ。
両方の立場を経験しているので、よくわかる人も多いと思う。
では、そうなった時にどちらが歩み寄るべきなのだろう。
当然、上司となる。
もし、いま読者の皆さんの中で部下とうまくいってない。もしくは、おこさんとの関係でも良い。
うまくいってないと感じるのであれば、以下の2つの方法を、
ぜひ明日から意識して、実践してみて欲しい。
■明日からできる、部下との関わり方2選。
①「こんなところも、気にかけてくれるんだ。」と、思われる上司になる。
部下の小さな行動、努力を、
上司は絶対に見逃してはいけない。
夜遅くまで残って残業する部下に対して、
「ありがとう。」
以前よりも資料が見やすくなったら、
「良くなっているね。」
会議資料準備してくれたら、
「助かるよ。」
朝早く出勤していたら、
「どうした、仕事忙しいのか。」
この一言が、本当に大事。
もし、上の言葉で何か一つでも言えてなかったら明日から実践して欲しい。
みなさんも、経験がないだろうか。
一度しか会ってなくて2,3言しか話さなかった会社の超上層部の方に、2-3年ぶりに逢った時、
「●●さん、元気にしていますか。」
と、言われたこと。
僕は、ある。
この人はこんな年下で、一度しか会ったことのない自分の名前を覚えてくれているんだ。
と、感動した。
それくらい部下は上司のきめ細かな気遣いや、配慮に心を動かされる。
僕は、今でも心がけていることがある。
部下でも同僚でも、他部署の人でも、仕事に関わる人が、夜遅い時間帯にメール送ってきた時は、
必ず、“Thank you so much your hard work”.
と、その人宛てに返信している。
実は、これは誰しもができる。
でも、ほとんどの人がやってない。
ほんの1件のメールの返信。
たったそれだけで、あなたと部下の距離は一歩近づく。
②部下の提案に「しかし、、、」はご法度。
部下の提案に対して、ついこんなことを口走ってないだろうか。
「結構良い線いってるなぁ。だけどね、、」
「頑張ってくれてありがとう。しかしね、、」
明日から、禁止します。
使う接続詞が間違ってる!
「しかし、」「だけど、」「But」「However」を僕らは多用しすぎだ。
逆接の接続詩が続いたら、そのタイミングで否定されたと思われる。
あなた自身もそう思うはずだ。
使うのは、逆接ではない。
付加接続詞だ。
「結構良い線いってるねぇ。それとね、、」
「頑張ってくれてありがとう。そしたらさ、、」
と、言い換えよう。
もうすぐに明日から。
逆接を使うと、マイナス。
提案の内容が悪い=ネガティブな意味。マイナスをゼロにする指導。
付加接続詞を使うと、ポジティブ。
提案の内容が良い=ポジティブな意味。プラスを更にプラスにする指導。
この細かい使い分けができている人は、意外と少ない。
通常の業務、仕事に関する指導なら、“しかし”や“だが”等の逆接はOK.
だたし、提案。
つまり、部下が自分で主体的に取り組んだ仕事に対しては、
逆接は、絶対にダメ。
上司として、部下のやる気を挫いてはいけない。
永森氏は言う。
本来、人間は働き者のはずである。
そりゃそうだろう。週5回、人生の多くの時間を費やす仕事で、
ただ、ぐーたら過ごしたいだけの人なんていない。
働く意欲のある部下の心を挫くような発言は、ご法度。
そして、そのチャレンジを高く評価する。
そんな懐の深さが、何よりも大事だ。
今日、紹介した2つの方法は、
意識さえすれば、誰だってできる。
さっそく、明日から取り組んでみてはどうだろうか。
■まとめ
冒頭に、
「部下が思ったように、動いてくれない。」
と述べた。
そもそも、部下は上司の映し鏡である。
そのことを、僕らは忘れてはいけない。
上司のあなたが部下を評価しているだけでなく、
部下もあなたという上司を評価している。
そのことをまず、肝に銘じよう。
それが深く理解できていれば、そもそも
「部下が思ったように、動いてくれない。」
なんてことで悩む暇はない。
まずは、自分が動くことが大切だ。
そこで、明日から誰もが実践できる部下との関わり方2つを紹介した。
①「こんなところも、気にかけてくれるんだ。」と、思われる上司になる。
②部下の提案に対して、「しかし、、、」はご法度。
感謝の一言、メール1件、そして言葉遣い。
日々の関わり方で、部下とあなたの関係性は、必ず良くなる。
想い出して欲しい。
今までに、上司や尊敬する人に言われた記憶に残る一言を。
意外と、何気ない一言ではないだろうか。
僕が、今でも覚えているのは、
「前回よりは、ちゃんとやってんな。」
である。
上司であるあなたが発する一言は、あなたが思っている以上に重い。
そのことは、部下を一人でももったら、僕らは忘れるべきではない。
永森氏は、言う。
「社員には、気軽にニックネームで呼びかけ、必ず一言二言わたしの方から言葉をかけるようにしている。これを邪魔くさがるような人間は、人の上に立つ資格はない。」
たった一言。
それが、あなたと部下の関係性を劇的に変えることがある。
明日の朝、部下になんて声をかけますか??
ではでは、本日のnoteはここまでです。
また、明日のnoteでお逢いしましょう。
P.S 明日は、永森氏のプロフェショナリズムを熱く紹介しますよ!
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