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SNSという名のギャンブルに溺れそうな、あなたへ。

SNSという名のギャンブルに、僕たち人類は飲み込まれているのかもしれない。

SNSに対する向き合い方、考えていますか。


お久しぶりです。
2週間ほど、更新が滞ってしまいましたが、気楽にやってるので勘弁してくださいませ。笑


さて、今日はSNSに対する僕たちの向き合い方について考えてみたいと思います。
実は、数か月前に書いたこちらの記事がジワジワ伸びておりまして、


SNSに時間を奪われていることに悩みを抱えている人は多いんだなって思ってる、今日この頃です。
本日の記事が、皆さんのNOTEを含めたSNSに対する向き合い方の考えるキッカケとなれば幸いです。


■SNSに飲み込まれる、僕ら。

週末、、、、

iPhoneのアラームが部屋に鳴り響く。。

ちょうど夢心地で気分よく寝ていた時に、だいたいスマホに起こされる。

一度止めても、2,3度かけていたアラームによって僕らはスマホの前に屈し、起きるのだ。

でも、すぐにベットから這い上がるわけじゃない。


そうでしょう??


スマホのアラームを止めるという言い訳をして、朝一でスマホ画面を覗きこむあなたが最初にすることは、


会社のメールボックスを開いて、上司からメールが来てないか確認し、

LINEのアイコン上のバッチが何件溜まっているだろうとドキドキしながら、

前日ツイートでかえってきたリプライにLikeを押しまくり、

インスタで友人がアップしているバレンタインチョコのLikeの件数に冷や汗をかいて、

前日投稿したnoteのビュー数とライク数が何件あるかを何度もフリックして更新する。


しかも、全てベットの上で。


そんな生活に嫌気が差してきたと自分では自覚しながら、
チャネル登録しているYou tuberの動画更新を確認するや否や、You tubeの世界にどっぷりつかり、


気づいたら、1時間以上起きてから経過してました。

なんてことは誰だって経験したことがあるかもしれない。


僕だってある。


でも、どうして僕たち人間はスマホに自分たちの生活、そして人生を奪われてしまったのだろう。


電車の中を見渡せば、80%以上の人がスマホを開いている。


友達に聞けば、みんなFacebook,インスタ、今ではクラブハウスにみんなはまっている。

10年前は、、、、、


SNSなしでも生きて行けたのに。


僕らが、自覚しないといけないことは、


SNSには、ギャンブルと同じ中毒性がある。


ということなんだ。


■スマホとギャンブルの脳内作用

“人は、不確実なものにほどはまりやすい” 

と、アメリカの心理学者バラス・スキナーは述べました。


どういうこと??


と、思われる方もいらっしゃると思うので、スキナー氏の実験を紹介します。

スキナー氏は、ネズミを用いてネズミがレバーを押し下げるとエサがでる箱を作り、ネズミがどのような行動にでるか実験しました。

ではでは、質問です。次の条件の中でネズミが最もレバーを押し下げたのは、どの条件でしょうか。

①固定間隔スケジュール:レバーの押し下げに関係なく、一定間隔でエサが出る
②変動間隔スケジュール:レバーの押し下げに関係なく、不定間隔でエサが出る。
③固定比率スケジュール:レバーを押すと、必ずエサが出る。
④変動比率スケジュール:レバーを押すと、不確実にエサがでる。

正解は、

④⇒③⇒②⇒①


です。


それが、“人は、不確実なものにほどはまりやすい” 

ギャンブルに中毒性がある所以です。


パチンコ、競馬、スロットマシン、宝くじ。


当たるか当たらないか、不確実だからこそ人はのめりこみます。
パチンコが一定の確率で当たるなら、誰もパチンコに大金をつぎ込まないでしょう。


では、ソーシャルメディア(SNS)はどうでしょうか。


変動比率ですよね、不確実性が高い。

Noteを投稿した後に、何件Likeが来るかな、何件ビューされるかな。

と、気になるのは不確実性が高いからです。

そして、自分の期待を超えたLike,シェア,ビューが記録されると、

あなたの脳内にはドーパミンが分泌されます。

“実際にはさほど大きな報酬ではなくても、意図していなかったときに得られる報酬は、腹側被蓋野のドーパミン作動性ニューロンを興奮させる。“

参考)スマホにSNS──あの「やめられない病」を生む「報酬系」の秘密https://gendai.ismedia.jp/articles/-/69752?page=3


この脳内作用は、ギャンブル、アルコール、麻薬と全く同じ作用です。


つまり、


僕たちが、スマホを手放せない、SNSを止められないのは、脳内作用による依存症。


全人類が、スマホ中毒という病気に侵されつつあるのが、今の世界です。


宝くじを買う人を鼻で笑いながら、毎日インスタの投稿に精を出すあなたが抱えている症状は、宝くじを買う人と本質的には同じです。


では、僕たちのこのスマホ依存症に対してどう向き合うべきなのでしょうか。

■良いギャンブルと悪いギャンブルの分岐点


SNS時間を減らす術は上記のnoteを見ていただくとして、スマホ対する向き合い方について考えていきましょう。


まず、ギャンブルは全てが悪ではありません

例えば、スポーツ。
中学、高校の部活動を想い出してもらえればわかると思いますが、勝つか負けるかわかならない、そのために人は努力をし、チームワークを学ぶわけです。

例えば、仕事。
最初から自分ならできるとわかっている仕事よりも、自分のスキルで届くか届かないか、チャレンジでやりがいのある仕事に、人は時に執念を燃やすときがあります。

例えば、学習。
受験勉強、資格勉強。合格するかわからない、でも自分のキャリアのため、成長のために人は勤勉になる時があります。


これらも、不確実なギャンブル的な要素があります。
では、なぜ人は1日何時間もかけてLikeとリプライをするのに、その時間を学習に費やさないのでしょうか。


同じギャンブルなのに。。


それは、時間と承認欲求が原因です。


Twitterを投稿してから成果が見えるまでは、数分です。
運が良ければ、数10分であなたのツイートは何万もリツイートされ、瞬くまに広がります。

では、勉強は?スポーツは?そして、アートはどうでしょう。
成果が出るのは、数年、もしくは数10年と時間がかかります。

あなたの手作りバレンタインチョコをインスタに投稿してから、Likeがつく、友達からコメントがくる。
みんなに評価される、認められる。ドーパミンがガンガンでますね。

では、あなたが「今日は、スタバで3時間英語を勉強しました。」とノートとペンの写真をインスタ投稿したところで、

誰が評価してくれますか?誰も、承認してくれないんです。。


なぜ、僕たちがSNSという中毒性の高いギャンブルにはまるのか、

それは、結果が出るまでのリードタイム(時間)と周りから評価される(承認欲求)の2点において、
圧倒的にスポーツ、学習、アートといった良いギャンブルに対して優位だからです。


この認識をSNSにはまっている僕たちは、忘れるべきではありません。

では、最後にSNSに対する向き合い方について考えましょう。


■SNSライフに、3つの基準を持ち込もう。

とはいえ、当然

TikTokやめます。
Twitterやめます。
インスタやめます。

とはならないわけです。

とはいえ、僕たちの時間を奪うSNSに対して僕は3つの判断基準を持つことをおススメします。

①それは、あなたの自身のため、もしくは成長につながるか。
②それは、誰かのためになっているのか。
③3年後あなたは、その時間を後悔しないのか。

全部の投稿ややり取りを3つの基準で見ろとは言いません。

もし、あなたが仲の良い友達とつながっていたいだけだから、そんな壮大な判断基準で見る必要はないし、純粋に楽しみたい。

そう思うなら、今と同じように続けていただいて問題ないと思います。

ただ、あなたがSNS中毒にどっぷり浸かって、なんとか抜け出したいと考えているなら、
冷静に上記の3つの視点で振り返ってみてください。

冒頭で説明したように、SNSはあなた自身が気づかぬ内にあなたの時間を奪っていきます。

時に、その時間を冷静に振り返り、SNSと向き合い、かつ上手く距離を置き、付き合うのも、今の僕たちに課された大きなテーマなのかもしれません。


どんな人生を、生きたいのか。


それは、あなたのSNSとの付き合い方に大きく関わっています。



ではでは、本日はここまでです。

また、来週かな??

のnoteでお逢いしましょう。

Note内で見てみたら、こちら藤森さんの記事も非常に参考になる内容でしたので、是非とも!!

<参考文献>




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