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「仕事」って何ですか???
社会に出て変わることは、ズバリ「給料をもらう」ことです。
簡単でしょ(笑)
それまではお金を払うことで生活してきたと思います。
例えば大学です。
大学に入るためには入試という関門があり、皆さんはそれをクリアして大学生活を送っていると思いますが、それだけでは大学には入れません。
はい、学費が必要です。
当たり前ですが学費は「払っている」のです。
なぜならば「教えていただく」からです。
もし「教えていただく」ことに価値を感じていないのであればお金は払いませんが、「教えていただく」ことも含め大学生になることに価値を感じているので、親もしくは自分で学費という「お金を払って」大学生活を送っているのです。
このように「お金を払う」から「お金をいただく」になることが、社会に出て一番変わることなのです。
仕事の価値
では「お金をいただく」仕事の価値とは何でしょうか?
少しスポーツを例にとって、私はサッカーが好きですが、今回はプロ野球でご説明します。
少年時代は「お金(月謝)を払い」リトルリーグで野球をして、中学や高校では「お金(学費)を払い」学校に通い、野球部でプレーをしています。
そしてドラフトで指名されプロになった瞬間に「お金をいただく」ようになります。
なぜ「お金をいただける」のかというと、野球が上手だからではありません。
プロ野球はお客様に喜ばれているプロスポーツなので「お金を払って」お客様が見に来てくれますし、応援する価値があるから色々な企業がスポンサーになって「お金を払って」くれるのです。
だからプロ野球チームの関係者は、常にお客様から応援されるような魅力的なチームをつくっていきたいのです。
その魅力の1つに「強いチーム」という要素があり、将来性のある高校生や大学生をスカウトし、技術も含めて価値があるから新戦力にお金を払うのです。
しかし、いくら選手が上手でも、チームに魅力がなかったり、試合がつまらなかったら、お客様は見に来てくれません。
お客様が見に来てくれないとチームにお金が入らなくなり、そうなれば最終的にはプロ野球選手という職業自体がなくなってしまうのです。
会社の仕事とは
会社の仕事も基本的には同じです。
お客様にサービスを提供し、そのサービスにお客様が価値を感じて、お客様はサービスを利用してくれます。
そしてそのサービスに無料の価値しか感じなければお金は払いませんが、お金を払ってでもそのサービスを使いたいという価値を感じれば、お客様は「お金を払って」くれます。
そのお客様の「お金を払う」という行為があるから、1人ひとりに給料が出るのです。
だから「仕事とはお客様に喜びを提供すること」なのです。
では・・・
どうやってお客様に喜びを提供しますか?
その方法はたくさんありますし、喜びを提供したいお客様もたくさんいるので、たくさんの会社があるのです。
あなたの仕事は
あなたの仕事とは何でしょうか?
営業職?
事務の入力作業?
工場の現場作業?
研究開発職?
お茶出し?
いえいえ、それらはあくまで手段であり、あなたの仕事は「お客様に喜びを提供すること」です。
しかしいきなりお客様に喜びを提供と言われても「最初からお客様と接するような仕事につけない場合はどうするんですか?」という質問もあります。
そんな時は、目の前の人に喜びを提供することです。
それはお客様でなくても、同僚でも上司でも業者さんでもいいのです。
目の前の人を喜ばせることができなければ、お客様を喜ばせることはできません。
これは本当です。