教育業界の中の人

超ど田舎出身、母子家庭。東大を卒業後、サラリーマンを経て、教育業界に転身した人。あくまで主観の記事になりますが、仕事上表立って言えないこと、教育のニュースに関して思うことなどをつらつらと書いていこうと思います。

教育業界の中の人

超ど田舎出身、母子家庭。東大を卒業後、サラリーマンを経て、教育業界に転身した人。あくまで主観の記事になりますが、仕事上表立って言えないこと、教育のニュースに関して思うことなどをつらつらと書いていこうと思います。

記事一覧

子供の「やる気」塾に丸投げしても全く意味ない説 後編

子供の「やる気」塾に丸投げしても全く意味ない説 前編

まだ無意味な短期集中講習に課金してるの?

教育業界(特に受験業界)に従事する人の本音をどうしても書きたくなった

子供の「やる気」塾に丸投げしても全く意味ない説 後編

さて、前編の記事では「やる気」に関する分析をしてみました。 ただ、具体的にどのような解決策があるか、という部分には言及していなかったので、後編では具体的にやる気を養うためにはどうすれば良いか、ということを書いていこうと思います。 「やる気出して」は言わないやる気を上げてくれ!というのはほとんどの場合が保護者のご要望です。 しかし、いくらやる気を出して欲しいからといって、何も考えずに「やる気を出して」とは言わない方が賢明です。 こんな質問をしてみましょう。 「この記事を

子供の「やる気」塾に丸投げしても全く意味ない説 前編

やる気◯イッチどこにあるんだろう、というCMはあまりにも有名で、子供が勉強にやる気を出してくれない、という悩みを抱えた保護者にアプローチするコピーとしては見事なものだなぁと感心します。 事実、私の元にも「子供のやる気を出してほしい」とか「勉強を好きにさせてほしい」とか、結構な丸投げの依頼が来ることも多々あります。 挙句の果てには、受験生本人から「モチベーションを上げてほしい」と言われることもあるのですが、その度に私が思うのが、やる気を引き出すことを塾に丸投げしても意味がな

まだ無意味な短期集中講習に課金してるの?

世間は夏休みに入り、学習塾業界でも夏期講習の時期に突入です。 生徒にとっては苦手単元の克服や、先取りを短期集中で対策できるので、保護者の方々もこの時期、学習塾の言うままに大量課金を行います。 学習塾側もこの時期は大忙しです。生徒のニーズという名の不安を見極め、とにかく講習授業を取らせようと躍起になり、大量の授業やその準備に追われます。 さて、この夏期講習をはじめとする長期休みの短期集中型講習ですが、果たして本当に意味があるのでしょうか? タイトルはいかにも全ての短期集中

教育業界(特に受験業界)に従事する人の本音をどうしても書きたくなった

初めまして。教育業界で働く人です。このnoteでは、普段仕事では表立って言えないことを正直ベースで書いていこうと思います。 主観的かつ、匿名という無責任極まりない文章になってしまうかと思いますので、批判なども甘んじて受け入れていこうと思っております。 大前提として、教育に正解というものはありません。ですので、私の意見とは相対する方、また私の意見は視野の外にあるという方も多いと思います。 しかし、そんな方々の第3者的な視点で私の主観的意見を一読いただけるとすれば、このnote