私たちの世界は、果たして良くなっているのか? 人類は歴史から学び、より良い世界になると思っていたのに。この数年で、気持ちが塞ぎ子供の将来を憂うニュースばかりを耳にします。 筆者の情報バイアスかもしれませんが。 SDG'sの取り組みは世界的でこれは称賛すべきことだと思っています。 が、これだけでは足りない。パンデミックに2年経っても続くウクライナ戦争、1年経って更に激化しているように見えるヒズボラ攻撃。 教育の国際的な見直しは急務有名な歴史学者のYuval Noah H
日本でインター3年目の9歳、2年目の6歳を連れて海外旅行に行って思ったことを書きます。 コロナ後、親たちは出張で海外に行っているものの、この円安と世界的なインフレ、経済悪化に起因する治安の悪さなどから、家族旅行で海外を避けていた我が家。 いよいよ重い腰を上げて行ってみたら、さまざまな子供の成長に気づきました。 旅行先は東南アジア2カ国です。 1 リゾートのキッズクラブで勝手に友達作って遊びに行く家族旅行の場合、我が家はキッズフレンドリーがホテルの決め手。 キッズクラ
日本で多様性を経験させる難しさ筆者は日本人母で、子供二人はインターナショナルスクールに通っています。 都内在住で、周りには私立に通わせるご家庭も多いのですが、日本の私立は公立以上に選別された多様性のない環境だとつくづく感じます。 私立は更に多様性に欠ける当然ながら学校側がこれを求めて入試というセレクションを行うため、似たような家庭環境の子女が揃います。 学校側にとっては生徒間での軋轢が少なく運営がしやすいものの、教師の立場としてはなかなか多様性への耐性がつきにくいかと想
ECCジュニア子供たちの留学費用を全額負担先日、こちらでニュースになっていました、さすがは大谷選手の教育支援。 ご本人たってのご希望だったと記事にもあり、世界で活躍するために英語がいかに必要か身をもって感じられているのだろう、と拝察していた矢先。 とんでもないスキャンダルに巻き込まれてしまった大谷選手この、100年に一度いるかいないかという日本の至宝をの苦悩を考えると・・・。 がしかし、ちょっと英語がわかる方なら、思っていませんでした? 水原通訳の翻訳は雑だったロバー
歓迎されているのに差別されるインター生本当に日本の行政って面白いな、と思うんですよね。 ご存知かもしれませんが、今年の中受から、中受狙いのインター生が制限されています。 でも反対に、受け入れる私立中学の方は、生き残りをかけて国際生枠を増やしているところが非常に多いという現実。 行政と学校側の思惑、全然足並み揃ってない(笑) 教育に携わる大人たちよ、一体何がしたいんだ?! そんなわけで、大阪府知事を応援しているわけです。こちらの記事で書きました。 ・・・と思っていた
どんどんやってよ!吉村知事先日見かけたこのニュース。 子供の学校を聞かれて「インターに行かせている」と答えると、色んな意味でイロモノ扱いされる日本人親の1人として、どんどんやってほしいと思いますけどね、吉村知事、頑張ってください! 日本の学校で選択肢があったら、もちろんそちらに行かせたかったです。 東京都立立川国際中等教育学校附属小学校の倍率がすごいそんな日本人親、いくらでもいると思いますよ。だから、東京で言うと立川にある東京都立立川国際中等教育学校附属小学校の倍率が、
久しぶりの更新です。 インターナショナルスクール受験(主にキンダー、小学校)もそろそろ結果が出揃った頃。入学が決まったご家庭は、秋の新学期に向けて胸を躍らせていることでしょう。 とても楽しい学校生活が待っています! もし不合格やウェイティングが回ってこないとヤキモキしているご家庭もまだ諦めないで。今は色んなインターがありますから、まずは席を確保し、虎視眈々と小学2年生以降の編入を狙う。そんなやり方もあります。 どうしたら良いかわからない!インター入学をお考えのご家庭の方
インター生を持つ親御さん、長い夏休み、ご苦労様です。 日本の小学校受験を控えるご家庭にとっては、秋の受験シーズンを控えた、夏期講習真っ盛り。幼児教室に勧められるがままにさまざまな講座を追加したり、多忙で時には心理的負担の多い日々を送られていることでしょう。本番まであと数ヶ月、頑張ってください。 そんな親御さんに、この時期になると筆者が決まってかけられる言葉があります。 「お受験ダメだったらインターにしようかな」筆者は子供2人をインターナショナルスクールに通わせてますが、
コロナ禍にで始めたNOTEですが、収束につれどうしても時間が取りづらくなり、なかなか投稿できず。 そんな中でも、有料記事をご購入の方は続いており、改めてこの分野の情報の少なさとニーズを感じております。 今頃は、インター小学校お受験のファミリーがアドミッションの結果を手にして一喜一憂している季節ではないでしょうか。 もしサクラチルの結果だとしても、まだチャンスはあります。そのあたりのことも有料記事に書いておりますので、ご参考になりましたら幸いです。 さて、タイトルのお話
子供達はデジタルデバイスが大好きですよね。直感的に使えるUIで、動画やゲームなど、とめどなくコンテンツが溢れてくる。 移動中や病院内など、ちょっと静かにして欲しいから、と親も渡しがちです。 が、取り上げようとすると子供達が激オコでトホホ、と言う逆効果も生まれます。 どうせなら、スマホ中毒になりながら、学習してもらうのはいかがでしょうか。 子供のスマホ・タブレット利用が気にならなくなる使い方結論から言うと、学習系のアプリ利用や、動画を見てもらうにかぎります。 ここでは
5歳児の悩める親御さんたち従来の日本の幼稚園や保育園でなく、幼児の英会話教室や、インターナショナルプリスクールにお子さんを通わせる親御さんが、筆者の周囲にはたくさんいます。 (筆者の子供は、家庭の方針で日本の幼稚園に通いました。この事はこちらの記事に) そのような方から、幼稚園後の進学について、お悩みを聞く機会があります。 幼稚園までは義務教育でないのでインターでも良いのですが、小学校の選択は一大決心です。 そのお悩みをまとめると大きく下の3つに分けられます。 1.イ
お受験で避けては通れない、願書。抑えるべきポイントは日本の学校の受験も基本的に同じですが、いくつかコツを。 絶対にやってはいけないこと未就学児のインターナショナル幼稚園・保育園の主な通園目的は「英語の早期教育」だと思います。 これ、同じことをインター小学校受験の願書に書くと、確実に落ちます。 なぜなら、インターは英語「で」勉強するところであって、英語「を」勉強するところではないからです。 どう願書を書くと心象が良いかでは、どのような願書が、スクリーニング担当者の心を掴
前回の投稿では、EU圏の学生間で起きている、大学進学先の変化について話ました。 今日はフランスが政府自ら起こしている、大学の改革について。 EUは歴史あるヨーロッパ諸国の集まりですので、伝統に縛られて組織が硬直化しやすいのも現実。 日本と非常に似ているところもたくさんあります。 まずはアメリカの話、そしていかに世界は不平等かと言うお話から。 「レガシー」というコネ社会「日本は学歴社会だから。」 「結局、コネだよね」 と言われることが多い我が国、日本。 いやいやい
ヨーロッパ系の親から漏れ聞こえてきた声。 「イギリスの大学の学費が、ブレキジットで倍になった」 実際、合格しても、学費の高騰とコロナのオンライン授業が物足りなさ、この合わせ技で、進学しない選択をちらほら聞きます。 私はヨーロッパに知り合いが多いのですが、言うまでもなく、EUは非英語圏の人たちです。 国際的な教育を意識した家庭の場合、高等教育となると英語での大学・大学院進学を選ぶことが多くなります。 そう、アメリカかイギリスの大学に進学するんです。 アメリカの大学
前回投稿から、かなり間が空いてしまいました。 インター小学校受験についての有料記事も、ご購入いただいた方、誠にありがとうございます。 おかげさまで返品はなく(この記事は読後に価値がないと判断された方は、いつでも返品可能です)、少しでも参考にしていただけたとすると、嬉しいです。 インターは願書出してから試験・発表までの期間が長いお子さんは気にしてないと思いますが、親のヤキモキ感もあともう少し。 適度に気分転換しながら頑張ってください! みなさんが希望のインターに入学で
前回の記事で、 -国際バカロレアは日本の文科省も推進の方向 -インター進学の加熱は日本だけではない と書きまして、今回はそのことをお話ししようと思ったら、もう完璧にまとめている方がいらっしゃった! さすがこの道を勉強される方! そういうわけで、私が書く必要は全くなくなったので(リンク貼り許可いただきました Yoshiko Matsueさま、誠にありがとうございます)この記事をもとに、 1.だから狭き門なのか!日本のインター小学校 2.日本だけじゃない加熱するインター