先行きが不透明な時
病、災難、今まで続いてきた有難い日常の突然の崩壊、
光への道筋が見えない状況。
そういった先行きが不透明な心細い時間が、
今ここに流れている時。
附随して、これまでにない何らかの現象と、
心の中から新しい反応が生まれ始める。
その何かや反応に関与していく先で、
それぞれの人や命にとって似つかわしい、
活気と優しさに満ちた光景が目の前に広がっていく。
もし何もやる気が起きない状態や、
動くに動けない状態であったとしても。
いずれその何かや反応の方へ
向かわされるような衝動に通じる現象が生じて、
先が見えない心細い時間は終わりを迎える。