バドワイザー、3種類注ぎ分けって何?
【なんと!三種の注ぎをPerfumeのメンバーで例える!】
(A).シャープ注ぎ
(B).サトウ注ぎ
(C).マツオ注ぎ
同じビールを三種類の注ぎ方で味わいを変化させる。
それが銀座・ピルゼンアレイ 佐藤裕介さんスーパーテクニック。
もう7年ほど前のことなのでご存知ない方も多いでしょうが、
“一日店長”企画で、ピルゼンアレイで働いたのが懐かしいですね。
同月、佐藤さんをエデン特急にお招きして、
注ぎ分けをやってもらったのも懐かしい。
1日で100人のお客様が来たんです、ホントに!
5坪のエデン特急に、ですよ!
それくらい、まだビール注ぎ分けが珍しかった頃です。
でも、同じビールなのに味が変わるって、ピンときませんよね?
というわけで、せっかくエデン特急で実際にやってもらうんですから、
わたくしらしく説明し分けて、皆様の想像力と戦ってみましょう。
それでは、このバドワイザー三種の注ぎ分けを、
それぞれをPerfume(パフューム)のメンバーで、説明したいと思います。
(A).シャープ注ぎ
▶「シャープ注ぎ」は、Perfumeで例えると“のっち”こと大本彩乃さん。
▶メンバーの中では髪が短く、衣装もショートパンツが多いのっちは、もっともボーイッシュです。「シャープ注ぎ」はもっともスーパードライらしさを感じさせてくれます。
▶大手ビール会社が推奨する、炭酸をしっかりと残して、最後にクリーミーな泡の乗せるスタイルが「シャープ注ぎ」。
▶まるで日本刀で斬りつけられるようなシャープな苦味を、炭酸から感じさせる「シャープ注ぎ」は、クリーミーな泡を乗り越えたその先に、洗練された奥行きも感じさせ、メンバーの中でもっとも端正で美しい顔立ちののっちとも重なります。
(B).サトウ注ぎ
▶佐藤さんの看板サービング「サトウ注ぎ」は、Perfumeで例えると“かしゆか”こと樫野有香さん。
▶まるでお人形さんのような、前髪ぱっつん。つぶらな瞳に男子は釘付けです。ということで、もっとも華やかなスポットを浴びる「サトウ注ぎ」を。
▶「サトウ注ぎ」は程よく炭酸が抜けて、シャープさと麦芽の旨味の両方を感じさせるのが最大の特長。
▶泡から液体へと変わる瞬間にグラスへ注ぎ入れることで、泡に反応した液体(※)が、炭酸を揮発しながらも幾分残っていくことを利用しています。
▶ストレートロングヘアでかわいらしい印象のかしゆかが持つ、実は内面のとげのようなものを感じて、重ね合わせます。
(C).マツオ注ぎ
▶最後に「マツオ注ぎ」は、Perfumeで例えると“あ~ちゃん”こと西脇綾香さんです。
▶セミロングでパーマヘアが多く、ワンピースを着ていることが多いあ~ちゃんは、歌の最中に合いの手を入れるパワフルさをもちます。
▶「マツオ注ぎ」はたっぷりの泡を残すことで、炭酸を抜きながら注ぐスタイルで、もっとも麦芽の味わいがハッキリと出ます。
▶ビールの世界では二度注ぎとか三度注ぎと呼ばれる手法で、ふんわりした泡が乗るのも特長です。
▶ハッキリした顔立ちとパワフルさを持ちつつ、でもワンピースを着る女性らしさから感じる丁寧さを「マツオ注ぎ」に重ね合わせました。
(※)ビールは泡の上に注ぐと泡になる特性があり、泡がないところに注ぐと液体のままになります。高い位置から注ぐとか、振動を加えることでも泡になります。
楽しんでいただきたいために比喩表現しましたが、
理解していただけたかどうかは、ずいぶん疑問は残ります(笑)。
とにかく、ビールを楽しみましょう! GOOD BEER IS HERE!!