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自ら学習に取り組む子どもの特徴は『コレ』!!!
家庭、学校、塾、様様な所で子どもたちの学習を見てきましたが、自ら学習に取り組む子ども、意欲的に知識を追求する子どもの共通点があります。
私の経験から2つの共通点を紹介し、事実を踏まえた考えも述べさせていただきます。
宜しくお願い致します。
共通点➀『目指すべきものがハッキリとある』
「当たり前だろ!」と言われればそうですが、身の回りのお子さんはどうですか?
社会の変化も激しく、これまでの常識が不安定になりつつある今、「目標に向かって頑張っています!」という生徒は受験生以外では少数であると感じます。
しかし、学習を自ら頑張る子どもは違います。
中学1年生でも、高校1年生でも、小学生でも、話を聴くと「将来〇〇になりたいんですよね」「××を目指しているんで頑張りたいです」と何かしらの目標を口にする生徒が多いのです。
それも、『自ら決めた目標』です。
決して親や教員が決めたものではありません。
自ら目指すべきものを定めることは学習に向かう大きな原動力と言えるでしょう。
共通点➁『大きな失敗を経験している』
子どもたちと信頼関係を構築していくと、生徒が自らの失敗を口にしてくれます。
「〇〇の時にめちゃくちゃバカにされて…」
「前のテストで本当に悔しくて…」
学習を自ら頑張る子の中には、このように大きな失敗を口にする生徒が多いのも事実です。
中には泣きながら話してくる生徒もいます。
しかし、失敗は多くの人が経験していますよね。
「前のテスト全然ダメだった」
「もっと早く勉強しなくちゃいけなかった」
こんな話をする生徒は非常に多くいます。
でも、変われない。
いつの間にか忘れている。
両者の違いは何なのか。
それは、『失敗の捉え方』と『周囲の支援』だと感じます。
失敗をどの程度本気で受け止めているのか、失敗をどう生かそうとしたのか。
そして、周囲がどんな反応をしたのか。
少数ではありますが、周囲の支援にも共通点があります。
それは、失敗に対して怒ったり叱ったりしていないこと。
必ず受け止めてあげていたことです。
これは非常に大切であると考えます。
受け止めることで子どもたちには『安心』が生まれるでしょうし、自分の気持ちに確りと向き合うことができるのだと思います。
今回は、学習を自ら頑張る子どもの2つの共通点を挙げました。
『目指すべきものがハッキリとある』
『大きな失敗を経験している』
当たり前だと思われることもあったと思いますが、そういった方は再認識の機会だと思ってやってください。
今回の投稿も皆様の参考になっていることを願います。