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2015年3月の記事一覧
プロットに関するご質問募集
次回の『物語の創りかた』はプロット(あらすじ)の構築についてあれこれ書く予定です。
実は書きかけたのですが、いまひとつまとまらないというか、読んでいてわかりにくい感がある……。私のやり方を説明するより先に、皆様の『プロットを作るときに、困っていること、わからないこと』をお聞きした方がいいのではないかと思えてきました。
ということで、募集いたします。
物語を創っている、創ろうとしている皆様
では物語ってみよう(1.ネタ帳)
(2024年8月追記)
こちらはわりと古い記事になっており、現在の私のプロットの作り方はもっと簡易的になっていますが、これから物語を創ろうという方には参考になるかもしれません。なるといいなあ。
今まで続きのリンクを貼っていなかったので、追加しておきました。
(追記おわり)
今まで、私や、私と似たタイプの方にとって、いかに物語世界か必要かつ有益であるかという話をしていたわけですが、そろそろ具体的
小説のタイトルは、カッコよくないほうがいい。
……らしい。と、いうことに気がついたのは、プロになって何年もしてからです。
私の処女作のタイトルは『夏の塩』。自分では気に入っていました。いや、今だって気に入っている。思い出深いし。うん。だが、売れそうなタイトルではないのです。当時この本を出してくださったクリスタル文庫というレーベルは、なんというか、あまり売上だとか数字だとか、そのへんにキビシイ会社ではなかったので、このタイトルで刊行されてしま
本は生まれ、そして返る。
作家の心に生まれた物語は、本となって読者の心に届き、それがいつか作家の心へと帰る…………とかいうイイ話ではないです。書籍流通の話です。イメージのほうに簡単な図を上げましたので、そちらをご参照くださいませ。こちらでは、ちょっと補足を書いておきます。
本もひとつの商品なわけですが、他の商品と違うのはどんなところか。大きな違いのひとつは『委託制度』だと思います。本の多くは、基本『書店さんにお預けします