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しっぱいノート39日目〜言葉の解像度のほんとうの意味は共感〜

『言葉の解像度』のほんとうの意味は、『共感の尺度』

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「今のおまえと仕事するイメージがつかない。おまえの仕事への解像度が低いから俺らのチームには呼べない」

つい先日、こんなことを言われた。悔しかった。
能力でもなく、言葉の解像度で判断された。
そのときのモヤモヤした気持ちを払拭できなくてnoteに綴った。
https://note.com/edachann/n/n410bc2f40d5a

それから、とにかく解像度をあげようとおもってただただ悩んだ。
・理想の働き方は? 
・何を成し遂げたい?
・誰と過ごしたい?
・それができたら俺の人生は幸せになるのか?
とにかく問うて、言葉を紡ぎだす。するとどうだろう、もっとごちゃごちゃして分からなくなった。

「そもそも『言葉の解像度』ってなんだ?」
「具体化しろってこと?何がわかればいいの?」
「そもそもなんで、『解像度』って表現され始めたんだ?」

………解像度はもともと、写真や画像やイラストなんかで使われる言葉。そこでふと、エモい写真はあえてボカしたりピントをずらしたりしていることに気付いた。それは単純に、ぼかしたほうがメッセージを表現できるからだ。

「あ、そっか。解像度が高ければ高いほどいいわけじゃないなぁ。あれ?つまり、解像度を上げる=具体化するではないってことか。『言葉の解像度をあげる=より本質的に表現する』ってことか。つまり、写真みたいに具体化したり、抽象化したり自由自在に使えるってことか。」

………長くなったので結論を書く。
言葉の本質は、物事を理解することでも情報伝達することでもなく、『共感性』。
つまり、『言葉の解像度が高い』というのは、『その一言、あるいは一文で、多くの人が共通した特定の場面を思い浮かべ、その登場人物に共感すること』

たとえば、「保育園落ちた日本死ね」は匿名のブログからはじまったにもかかわらず、メディアにも取り上げられ社会現象になった。それは、読んだ人がこの人が言った場面が浮かんで、その気持ちに共感やら、反発やらを感じたからだとおもう。反応せずにはいられないほど、言葉の解像度が高かったのだ。

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これに気づいた瞬間、ステージがひとつ上がった気がして、どうしても伝えたくて誰かに言いたくて友人にLINEをした。「すごいね!」って言ってもらいたくて。きっとドヤ顔をしてたとおもう。そしたら、こんなふうに返された。

「よくわかるし、しっくりくる。簡単に解けない問題が解けたときの爽快感に近い感覚。」

塾講師だった彼ならではの一言。でも、勉強を一回でもたのしいと感じたことがある人なら共感するとおもう。『解像度の高さ』の答えを、解像度の高い感想で返された。こういう友人がいるから人生のステージが上がるんだろうなぁ。うれしさと、ちょっぴりのしてやられた感を感じた。

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参考URL:
物語る亀『物語の作り方~言葉の本質とは何か?~』
https://blog.monogatarukame.net/entry/kotobanohonsithu

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