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カメラを買ったら生活が少し変わった

Fujifilmのミラーレス一眼カメラを購入し、撮った写真をTwitterやInstagramに投稿するようになって4ヶ月ほど経ちました。
この4ヶ月の間で、私の生活は少しずつ変わってきました。

外に出る日が増えた

カメラを購入するまでは自他共に認める超インドア人間でした。
アニメ、ゲーム、ネットサーフィンが好きで、家から出なくても時間を持て余すことはなかったし、暇だと思うこともありませんでした。
むしろ外に出ることが嫌いで、できるだけ外出しなくて済むような努力をしていたくらいです。休日はほぼ引きこもりの状態でした。

そんな私だったのですが、カメラを購入してからは予定がなくても外に出る日が増えました
(私にとっては)高価なカメラを買ったことで「たくさん使わないとお金が無駄になる」と思ったからです。
予定がなくても写真を撮るために近所を散歩したり、行ったことのない場所まで出かけることが増えました。


散歩が好きになった

外に出る日が増えたことと関連しますが、写真を撮り始めるようになって散歩が好きになりました。
以前の私は外出すら避けていたレベルなので、歩くことなどもってのほか。一駅分の距離であれば迷わず電車を選んでいました。それが今では「一駅?じゃあ歩くか!」という感じになっています。

私は風景写真を好んで撮ります。紅葉やイルミネーションなどの定番スポットに行って撮るのも好きですが、自分が「いい写真が撮れた!」と思う写真は日常の風景を撮ったものの方が多いです。なんでもない川とか普通の公園とか。

そういう日常の風景を探すために、目的地まで遠回りして歩くこともあります。
知らない道を歩くことが好きになりました

知らない道を歩いていた時の写真です


天気予報を詳しく見るようになった

風景写真を撮るうえで何よりも大事なものは天候だと思っています。
夕日を撮りたいな〜と思ったら夕方に晴れていないと撮れないし、水溜りの反射を撮りたいな〜と思ったら雨が降っている時か雨上がりの日しか撮れません。

写真を撮り始めてすぐのころ、私はある失敗をしました。

砂浜のある海を撮りたいな〜と思って天気予報を確認したところ、快晴で気温もちょうどいい日があったので、意気揚々とカメラを持って出かけました。

結論から書くと、その日の私は海の写真を1枚も撮れませんでした。
原因は「風」です。
その日、海辺では台風が近づいているのかと思うほど強風が吹き荒れていました。
雨が降っていない乾燥した日に海辺で強風が吹くと、砂が舞います。
砂埃がひどくて目を開けることすらままならず、すぐに撤退しました。

そんなことがあって、天気予報をチェックする際は風の強さも確認するようになりました。私は風速が4m以上だと「風強いな〜」と感じます。

もうすぐ桜が咲く時期ですが、桜吹雪を撮る場合はそれなりに風が吹いている日がよさそうですよね。

海辺リベンジ


毎日が楽しくなった

最後はこれです。
インドア生活を送っていた頃も決して楽しくなかったわけではなく満足していましたが、楽しかったかと聞かれるとうーん…って感じでした。

外に写真を撮りに行くことで、様々な気づきがあります。
たとえば、花が咲く時期とか、いつも聞こえる鳥の鳴き声の正体とか、夕陽が差すと綺麗な場所とか…

カメラを持っていないときは見えなかったものが、カメラを持つと見えるようになった気がします。
日常で目にする風景が、少し色づいたようなそんなふうに感じるのです。
退屈だった毎日に少しの刺激が加わって、日々の生活を楽しめるようになりました。

明日はどんなものを見つけられるかワクワクしながら、これからも私はカメラを持って出かけたいと思います。




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