悲しみ全て街のなかから消してしまえ
一番好きな歌手は「ユーミン」。一番好きな作詞家は「松本隆」ですが、一番好きな歌詞はと聞かれたらSMAPの「オリジナルスマイル」をあげています。この曲はポカリスウェットのコマーシャルソングとして聞いてからもうずっと好きです。
楽しいから笑うんじゃなくて、幸せだから笑顔になるんじゃなく、笑顔にしていれば幸せになる。笑顔で自分だけでなく町じゅうから悲しみが消えていくという歌詞です。最近ツイていないと思ったら鏡をみろという元気がないヒトを応援する歌詞が前向きな曲にのっています。まだ森君がいたときのSMAPです。
私は音痴だし楽器も弾けないし、カラオケも相当苦手なんですが、歌詞から情景が浮かぶというのが好きで好きな歌を勝手に聞いて想像しています。最近は曲のノリが大切らしいのですが、私は昔から歌詞から情景が浮かぶ歌が好きです。
「神田川」 住んでいた町に神田川が流れアパートばかりでした
「君と僕の6カ月」地方からの大学4年生の迷いを歌ったSMAP初期の名曲
「木綿のハンカチーフ」松本隆がハンカチを木綿のハンカチーフと表現
「明日春が来たら」作詞は脚本家坂本裕二。松たかこのデビュー曲
「春先小紅」ポートピアで湧く春がくる神戸のワクワク感が伝わる
「緑の町に舞い降りて」ユーミンが盛岡の初夏を歌うとこうなる
「眠れない夜」オフコースの大学生同棲カップルの別れの唄
「天城越え」昔の大人の恋愛の凄みが伝わります
「恋におちて」ドラマのせいか土曜の夜と日曜は辛そうな不倫の名曲
「微笑み返し」キャンディーズの引退ソングだがアパートの窓が見える
「伸びしろ」クリーピーナッツは歌詞の天才。ライブで感動しました
子どものときからどうやったらわかりやすく伝わるのかを考えながら俳句はずっと続けています。俳句同様に歌詞は「季節」「気持ち」「年齢」「風景」「町」「時間」「ニオイ」などが伝わるものがあります。悲しさや楽しさや応援が伝わるので好きです。
書かなくてもいいし、口にしなくてもいいけど感じて頭のなかでコトバにすることは大切です。日々続けてください。私も創成期からアメブロをやり、その前のはぴきゃりブログから数えるとnoteまで20年以上ほぼ毎日。頭ではなく指が書かせるトレーニングとしてやっています。伝えたいことをコトバに載せることで仕事に役に立ちます。是非にみなさんも書き続けてください。写真だけよりもトレーニングになりますよ。俳句もよいですよ
昭和歌謡 薄く聞こえる 初夏の窓