リモートから出社に戻した経営者の話
知り合いの経営者は「リモートから出社に戻す」と言ったら社員からかなり抵抗を受けたそう。フルリモートの数年間。スタッフの離職率は低下したが仕事のリピート率も売上も低下したそうです。何よりも社内のコミニュケーション不足による質の低下が問題だと思っていたそうです。
この春からリモートから出社に変えたら売上が、明らかに上がったそうです。「クライアントに会えない」とか「担当がつかまらない」を言い訳にしてきた方の8時間働いていないことが露呈してしまったそう。出社にもどしたら、昼間やっていないをごまかすためにやたらとヒトから見えないように会議室とかにこもるようになるそうです。
やっていないを正当化される方の多くは、上司や周りが細かく見ていないと思っている場合が多いように感じます。営業等の場合は、明らかにアポイント数などが違うことを誰かのせいにしがちです。「上が悪い」「体制が整っていない」「売り物が悪い」と不満を口にします。リモート勤務というのは人によってはよい結果を生まなかった場合もあるようです。
一方で、リモートは集中してクリエティブをやりたい方、通勤時間を削減したい方、家事や育児ややりやすいとかメリットもたくさあります。企業側も交通費や家賃がかからないというメリットがあります。
ですが自宅で集中できない問題もあります。近所のスタバでパソコンを開いておられる方の多くは会社には行かないけれど、自宅では集中できないと考えておられる方もいます。困るのは外出先のオンラインミィーティング。声を出せない環境だとついつい発言も少なくなっているように感じます。リモートで効率を上げ合理的に働ける人は自立しているだけです。
自立して働くってともて難しいです。私は同じ場所で同じ時間からスタートして仲間がいる環境でリズムをもって働きたいと思っています。「言われないからいいや」で甘えていると数年で差がつきます。社会に出て数年間は誰かと働いた方が成長できるなあと思います。聞きやすい人が隣にいた方が幸せですよね