考えても仕方ないことは考えないこと
小学生のときに瀬戸内海側の小さな港町に住んでいました。広島に近いその街はまだ戦後でした。被爆二世の学校に来ていない同級生が山の中の白血病のサナトリウムで亡くなったという話を先生が話してくれるからでした。親が被爆しているのに子どもが亡くなるなんて知らなかったからです。衝撃でした。友人の祖母から聞いた原爆の話も今も忘れられません。
戦争だけでなく自然災害も脅威です。ですがこれらは私たちだけではどうにもこうにも防ぐことはできません。しかし下記のことくらいは考えておいてもよいかと思います
■資源を持たない日本はソーラーの電気が必須になる
■世界的に水が不足する
■人口が増えたことにより食べ物が値上がりして不足する
■牛や豚が高価で庶民は食べられなくなる
■温暖化で夏は過ごせない都市部が増える
■各国で魚のとりあいになる
■人手不足から介護職が足りなくなる
■医療・介護系が成長産業になる
どんなときでもヒトは食べて寝て動きます。食べることや健康に関することは気象が変わっても普遍だと思うので時代を超えてもサポートできるサービスを作っていかなければと思います。
日本という平和な国の平和な時代に生まれて食べる物があり温かい部屋に住めて安全に豊かに暮らすことがどんなにか有難いことかとずっと感じて生きています。戦争を知らない子供たちを歌っていた私たち世代はインターネットや報道の解禁により他国の戦争を知る時代になりました。
必要以上に怖がる必要はありませんが、必要以上に楽観視でもできないと思います。目の前のことをやるためにも数十年後の世の中と自分の暮らしも考えてみてくださいね。次の世代の子どもたちのためにといつも思います。
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